72歳の豪男性、工具でワニ撃退

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オーストラリア北部のダーウィンで17日朝、ワニに襲われた72歳の男性がスパナやスパーク・プラグを使って撃退した。ヘリコプター救助隊が当時の状況を語った。
男性と友人の2人が「リーダーズ・クリーク」と呼ばれる水域で、カニの一種のノコギリガザミを捕まえようとしていたところ、乗っていた全長3メートルのボートが複数のワニによって転覆されたという。
友人の男性はボートによじ登ろうとしたものの溺れて死亡。72歳の男性はワニ1匹の頭をスパナで殴るなどして抵抗し、格闘は3時間に及んだ。
男性から当時の状況を聞いた救助隊の広報担当者イアン・バッドハムさんは、「ひどい悲劇」のなか、ワニが繰り返し襲ってきた様子を語った。
男性はマングローブの林に隠れ、引き潮で陸地に上がれるチャンスを待ったという。悲鳴を聞きつけたカニ漁師たちが男性を助け出した。


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漁師が男性と死亡した友人の遺体を船に引き上げ、救助隊に連絡した。男性は病院で脱水症状などの治療を受けた後、翌日退院した。
オーストラリア北部の海水で生息する大人のワニの数は10~20万匹とみられている。





