ガザで取材するBBC記者と家族、再び家を失う 南部ハンユニスで空爆警告
ラシュディ・アブ・アルーフ記者、BBCニュース(ガザ南部ハンユニス)

画像提供, Reuters
17日午後3時のことだ。パレスチナ自治区ガザ地区でBBCニュースの生中継の準備をしていたところ、妻から電話を受けた。ほとんど涙声で、背後では子供たちが泣いていた。
イスラエル空軍が隣の建物を爆撃するという警告があり、アパートを離れるように言われたのだという。
私は妻に、子供たちとすぐに逃げるように伝えた。同僚のマフムードがアパートの近くにいたので、彼に電話をし、助けてくれるよう頼んだ。
私の家族が爆撃から逃げるのは、この5日間で2回目だ。
イスラエルは先週、ガザ地区のワディ・ガザ(ガザ渓谷)以北の住民に、安全のために退避するよう勧告した。私の家族は13日に北部ガザ市の家を引き払った。
その後、義父と義姉妹、そしてその家族と共に移動した。他の何千もの家族と同様、南部のハンユニスまで車を走らせた。何時間もかけて滞在できる場所を探した。
簡単なことではなかった。ハンユニスの通常の人口は約40万人。それがたった一晩で100万人以上に膨れ上がった。
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私たちは最終的に、他の家族と共同でという条件で、部屋を貸してくれる家主を見つけた。アパートのあるアル・アマル地区はにぎやかで、パン屋や薬局があり、多くの人がいて安全だと考えた。
同じ建物に滞在する他の家族と助け合いながら、私たちは食料や水を探した。
しかしその後、家主が、ある電話を受けたと話した。イスラエル兵だと名乗った電話の相手は、家主の名前を確かめると、1メートルしか離れていない隣の建物が破壊されるから避難するよう告げたという。
私たちはすぐに家から逃げた。多くの持ち物をそのままに、安全な距離まで離れた。イスラエルがいつ爆撃してくるのか、5分後なのか明日なのか、分からなかった。
私は家族に、念のために700メートルほど先にある赤十字国際委員会の病院に行くよう伝えた。
こうして私たちはまた、家を失った。私は病院近くの家を訪ね、数時間だけ妻と子供を見てくれるよう頼んだ。次に何をすべきかを考えるために。
正直なところ、何をすべきかは分からない。記者として働きながら、このような状況で家族の面倒を見ようとするのは難しい。家族に食べ物と水を見つけるのにも苦労している。今や家もない。
私はこれまで、ガザでの戦争を何度も取材してきたが、家族がこれほど影響を受けるのは初めてだ。
自分自身の危険には対処できる。だが家族も危険となると、罪悪感が生まれてくる。










