プーチン氏、北朝鮮との「友好」を再確認 トランプ氏との会談を前に

ダークスーツ姿のプーチン氏と、黒い服を着た金氏が、両国の国旗の前で笑みを浮かべながら握手している

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画像説明, ロシアのプーチン大統領(左)と北朝鮮の金総書記は昨年6月に平壌で会談した

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記と電話で協議し、両首脳の「友好」関係を再確認した。プーチン氏は15日に、アメリカのドナルド・トランプ大統領と会談する予定となっている

プーチン氏は電話で、ウクライナでのロシアの戦争に対する北朝鮮の軍事支援をたたえた。

ロシア軍は今週、ウクライナで新たな前進を続けている。東部の町ドブロピリャ近郊では、急襲によって短時間で約10キロ前進した。

クレムリン(ロシア大統領府)の発表によると、金氏とプーチン氏はこの日の電話で、「友好関係、善隣関係、協力関係のさらなる発展に尽力することを再確認した」という。

また、プーチン氏は金氏に対し、アラスカでの首脳会合(サミット)の準備に関して状況を説明し、「ドナルド・トランプ米大統領との来たる会談に関する情報」を共有したという。

北朝鮮の公式声明は、このことに触れていない。

クレムリンによると、プーチン氏は電話で、これまで同様、「(ウクライナの侵攻を受けたロシア西部)クルスク州の領土解放の際に(北朝鮮から)提供された支援を称賛した」という。

ウクライナで続いている戦争は、ロシアを西側諸国から経済的にも外交的にもほぼ完全に孤立させる一方で、ロシアと北朝鮮の間で前例のない協力関係を生んでいる。ウクライナおよび韓国によると、北朝鮮から少なくとも1万人の兵士が、ロシア兵と肩を並べて戦うために派遣されているという。

北朝鮮はまた、ロシアにミサイル、砲弾、労働力を提供してきた。

ロシアでは多くの男性が殺されるか、戦闘に巻き込まれるか、国外逃亡しているため、北朝鮮からの労働者への依存度が高まっていると、韓国の情報当局者はBBCに説明している。