トランプ氏とネタニヤフ氏、2日連続で会談 ガザ停戦合意の障害は1点に絞られたと米特使

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アメリカのドナルド・トランプ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は8日夕、米ホワイトハウスで2日連続で会談し、パレスチナ・ガザ地区で続く戦争について協議した。一方、トランプ政権の中東担当特使スティーヴ・ウィトコフ氏はこの会談に先立ち、イスラエルとイスラム組織ハマスが協議している60日間の停戦合意について、残された障害は一つに絞られたと述べた。
両首脳の会談は2時間ほど続いた。詳しい内容はまだわかっていない。7日のホワイトハウスでの夕食会に続く、連日の会談となった。
ネタニヤフ氏は8日、トランプ氏との会談の前に、J・D・ヴァンス米副大統領と会談した。
ネタニヤフ氏はまた、米議会下院のマイク・ジョンソン議長とも会談。終了後、ガザでのイスラエルの軍事作戦が終わったとは考えていないが、交渉担当者らが停戦に関して「確実に動いている」と述べた。
そして、「ガザで仕事を終わらせ、人質全員を解放し、ハマスの軍事・統治力を排除・破壊しなければならない」と話した。
障害が「4点から1点に」
ウィトコフ中東担当特使は8日、これまでイスラエルとハマスの合意を難しくしてきた問題において、双方が溝を埋めつつあると話した。その上で、60日間の一時停戦が今週中に合意されることを望んでいると述べた。
ウィトコフ氏は、交渉での障害は「4点あったが、今は1点に絞られている」と説明。合意案には、生存している人質10人の解放と、死亡した人質9人の遺体の返還も含まれると付け加えた。
停戦交渉については、トランプ氏は7日夜、「非常にうまくいっている」と記者団に話した。一方、交渉を仲介してきたカタールは8日朝、交渉にはさらなる時間が必要だとした。
カタール外務省のマジェド・アル=アンサリ報道官は、「現時点でスケジュールを示せるとは思わない。だが、時間が必要になるということは言える」と述べた。
8日の交渉再開の前に、内情に詳しいパレスチナの情報筋は、協議に進展がみられないとBBCに話した。ハマスとイスラエルとの最新の交渉は6日に始まった。
ハマスは2023年10月7日、イスラエルを攻撃し、約1200人を殺害、251人を人質に取った。イスラエル軍はこれに対抗し、ガザで作戦を開始した。
ハマスが運営するガザ保健当局は、それ以来、ガザで少なくとも5万7500人が殺害されたとしている。











