ドイツ南西部で列車脱線、少なくとも3人死亡 複数が重傷

森の中を走る線路から、黄色と白の列車が脱線し、車両の一部が横転している。その前に、オレンジ色の作業服を着た救急隊員が立っている

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画像説明, ドイツ南西部で列車が脱線した

ドイツ南西部で27日夕、旅客列車が脱線し、少なくとも3人が死亡、複数の乗客が重傷を負った。警察が発表した。

鉄道運行会社ドイツ鉄道によると、事故はシュトゥットガルト近郊のリートリンゲンで起きた。「原因は不明」だという。事故直前、この地域では大雨が降っていたと報じられている。

ドイツ通信(DPA)によると、事故が起きたのは現地時間午後6時10分(日本時間28日午前1時10分)ごろで、列車には約100人が乗っていた。少なくとも2両が森の中で脱線したという。

横転した黄色い列車の車両に、黄色いヘルメットとオレンジの作業服を身に着けた救急隊員が大勢集まっている

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ドイツのフリードリヒ・メルツ首相はソーシャルメディア「X」に「犠牲者を悼む」と投稿し、遺族に「心からの哀悼の意」を表した。首相は、内務相および運輸相と緊密に連絡を取り、緊急対応に必要なあらゆる支援を行うよう指示したと書いた。

現地のウルム警察は声明で、これまでの捜査の結果、「3人が死亡し、他の乗客が重傷を負ったことが判明している」と発表した。

現場の写真には、横転した車両や、閉じ込められた乗客の救出にあたる消防隊や救急隊、木々が倒れている様子などが写っている。

ドイツ鉄道によると、列車はジグマリンゲンとウルムを結ぶ約90キロの路線を走行中だったという。同社は「X」で「現時点では正確な状況は不明だ」とし、「犠牲者と、今やこの出来事を受け止める必要がある全員に、心からお見舞い申し上げる」と述べた。