BBCがインド事業を再編、6言語のサービスを新会社に 外資規制受け
ジェイムズ・グレゴリー、BBCニュース

画像提供, EPA
BBCは12日、インドでの事業を再編すると発表した。同国の外資規制を順守するのが目的。
BBCの従業員4人が退社し、100%インド資本の会社「コレクティヴ・ニュースルーム(Collective Newsroom)」を設立する。同社には、BBCのインドの6言語のサービスが入る。一方、BBCの英語ニュースの取材チームはBBCに残る。
この再編は、BBCのインドのオフィスが今年、税務当局に家宅捜索されたのを受けたもの。
インドの新たな規制では、同国に拠点を置くデジタルニュース会社の外国資本は26%が上限とされた。この変更により、インドでデジタルニュースを発信するすべての企業は実質的に、インド人が株式の過半数を所有しなければならなくなった。
コレクティヴ・ニュースルームは、現在のBBCインドオフィスのトップが、他のスタッフ3人と共に率いることになる。
また、インドにおける6言語のサービス(グジャラート語、ヒンディー語、マラーティー語、パンジャブ語、タミル語、テルグ語)のスタッフと、BBCインドのユーチューブチャンネル(英語)のメンバーが、この新会社に加わる。
<関連記事>
BBCは今年2月、ニューデリーとムンバイにあるオフィスが税務当局によって家宅捜索を受けた直後、外国直接投資の規則に違反した疑いで監視下に置かれた。
この数週間前にBBCは、ナレンドラ・モディ首相に批判的なドキュメンタリーをイギリスで放送していた(インドでは未放送)。
インド政府は当時、家宅捜索は合法的であり、タイミングはドキュメンタリーとは無関係だとした。
BBCのインドでのサービス全体では、現在300人以上が働いている。BBCがヒンディー語で初めて放送したのは1940年。
BBCニュースのジョナサン・マンロー最高経営責任者(CEO)代理は、インドにおけるBBCのプレゼンスは「豊かな歴史に彩られている」とし、コレクティヴ・ニュースルームの設立でさらに進展していくだろうと述べた。







