【2023年サッカー女子W杯】 決勝点のスペインDFカルモナ、試合後に父親の死去知る

Olga Carmona celebrates for Spain

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画像説明, ワールドカップ初優勝を喜ぶスペインのキャプテン、オルガ・カルモナ

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)の決勝で、母国を初優勝に導くゴールを決めたスペイン代表のキャプテン、オルガ・カルモナ(23)は試合後、父親が2日前に亡くなっていたことを知らされた。

スペイン(世界ランキング6位)は20日、オーストラリア・シドニーで行われた決勝で、1-0でイングランド(同4位)を破って初優勝した。カルモナが決めた唯一の得点が、スペインに優勝トロフィーをもたらした。

名門「レアル・マドリード・フェメニーノ」で左サイドバックを務めるカルモナは、長年闘病生活を送っていた父親が18日に亡くなっていたことを、決勝後に知らされたと、ロイター通信は報じた。

カルモナは、優勝メダルにキスをする写真と共に、ソーシャルメディアにこう投稿した。

「知らないうちに、私は試合が始まる前から星をもらっていたんだね。お父さんが私に、特別なことを成し遂げる力をくれたんだね。今夜、私のことを見ていてくれたことも、私を誇りに思ってくれていることも分かっているよ。お父さん、安らかに」

サッカーの代表ユニフォームのエンブレムには、ワールドカップで優勝するたびに金色の星がひとつ追加される。

スペインサッカー連盟(RFEF)は、「オルガ・カルモナの父親の死を伝えることを、大変残念に思う」とソーシャルメディアに投稿した。

「(カルモナは)ワールドカップの決勝の後に、この悲しい知らせを受けた」

「深い悲しみの瞬間にいるオルガとその家族に、心からの抱擁を送ります。オルガ、私たちはあなたのことが大好きです。あなたはスペインサッカーの歴史です」

Olga Carmona reveals t-shirt

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画像説明, ゴールを決めて喜ぶカルモナ。ユニフォームの下には「Merchi」と書かれていた。母親を亡くした友人に向けたものだったと、試合後に明かした

カルモナは今大会、スペインが戦った7試合中5試合に先発出場した。

カルモナが決勝戦に集中できるよう、家族や友人たちは父親の死を伝えずにいたのだと、スペインのメディア「Relevo」は報じている。

所属クラブのレアル・マドリードは、「オルガと親族、そして彼女の愛する全ての人々への哀悼の意と愛情」を表明している。