ゼレンスキー氏、東部の前線付近を訪問 ウクライナ部隊を称賛

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ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が6日、現在の前線となっている東部ドネツク州の部隊を訪問した。同州はロシアが見せかけの住民投票を実施し、自国領だと主張している。
ウクライナ軍は先月、南部ヘルソンを奪還。現在は東部ドネツク州、特にバフムート市周辺が戦闘の中心地になっている。同州の一部は2014年からロシアが支配している。
ゼレンスキー氏は同市周辺を、「東部だけでなく国全体を守る最も困難な地域」だとしている。
ゼレンスキー氏は「軍の日」の6日、バフムート市の北西約45キロにあるスロヴィヤンスク市を訪問。動画を撮影し、その中で部隊の勇気と忍耐力を称賛した。スロヴィヤンスク市は、2014年に親ロシア派に占領された最初の都市の1つで、のちにウクライナが奪還している。
ゼレンスキー氏はまた、ウクライナがクリミアを含め、ロシアに占領されたすべての国土を取り返すと信じていると述べた。
一方、同市の近くにあり、ロシアが支配を続けるドネツク市の市長は6日、ウクライナの砲撃によって6人が死亡したと述べた。
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バフムート市周辺では、何週間にもわたって激しい戦闘が続いている。ウクライナ国内の他の地域では、ロシアが相次いで戦闘で敗れている。
イギリスの情報当局は、バフムート市周辺のロシア部隊について、民間軍事請負業者ワグネル・グループが率いているとみている。
この地域では、双方が大きな損失を被ったと考えられている。塹壕、焼け焦げた木々、泥などが風景を成していることから、バフムートにおける戦いは第1次世界大戦の戦闘のようだと言われている。

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ロシアは5日、ウクライナ国境から遠く離れたロシア国内の2つの空軍基地が、ウクライナのドローン攻撃を受けたと発表した。インターネットで出回っている写真は、損傷の激しいロシア軍機を、空軍基地の1つで撮影したもののように見えた。
6日には、ウクライナと国境を接するクルスク州の飛行場近くで爆発があった。ロシアはこれも、ウクライナによるものだとした。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はのちに、政府高官らと「国内の安全保障」について協議した。詳細は明らかにされなかった。








