ジョンソン英首相、ロシア財閥と単独会談認める 政府関係者なしで

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ボリス・ジョンソン英首相は6日、旧ソヴィエト連邦のスパイで現在はロシア財閥のアレクサンデル・レベデフ氏と、政府関係者の同席なくたびたび会談していたことを認めた。下院連絡委員会で明らかにした。
下院委員会に出席したジョンソン氏は野党議員の質問に答えて、「確かに(レベデフ氏と)政府関係者の同席なしで会った」、「何度か会っている」と述べた。さらに、自分が外相だった2018年にイタリアで、レベデフ氏と会ったかと聞かれると、これも認めた。
最大野党・労働党のデイム・ダイアナ・ジョンソン議員の質問に答えて、ジョンソン首相は「確かに、私がロンドン市長だった当時、ロンドン・イヴニング・スタンダードの所有者だった、お尋ねの人に会っています」と答えた。「お尋ねの時について、私が外務大臣だった時のことかと言われれば、そうです」とも述べた。
レベデフ氏はソ連国家保安委員会(KGB)職員で、英夕刊紙イヴニング・スタンダードの元オーナー。ジョンソン首相は2020年夏に、息子のエフゲニー・レベデフ氏を一代貴族に推挙。エフゲニー氏は2020年11月、レベデフ男爵として、イギリス上院(貴族院)議員になった。
英紙サンデー・タイムズはこれについて、イギリス公安当局が国家安全保障を脅かす恐れがあると警告していたにもかかわらず、エフゲニー氏と長年交友のあるジョンソン氏による直接の口利きで、公安当局の警告は撤回された、爵位授与は強行されたと報道している。

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