【東京五輪・パラ】 ウガンダ選手団、2人目の陽性判明

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画像提供, Getty Images

東京オリンピックに向けて来日したウガンダ選手団で23日、2人目となる新型コロナウイルスの陽性判定者が見つかった。選手団が19日に成田空港に到着した際、1人が陽性と確認されていた

ウガンダのオリンピック委員会は声明で、「ウガンダ選手団で2人目となるメンバーが、COVID-19検査で陽性と判定された」と明らかにした。

また、「このメンバーに症状は見られず、(大阪府)泉佐野市の保健当局の世話を受けている。他のメンバーは健康で、泉佐野で調整を続ける」とした。

オリンピック史上初めて延期された東京五輪は、新型ウイルスの新たな感染の波が日本で起きているものの、7月23日に開幕する予定。

感染はウガンダでも急拡大しているが、選手団は9人全員がワクチン接種を終わらせ、東京に派遣された。

選手団はボクシング、競泳、重量挙げの選手らで構成。ウガンダ出国前の先週の検査では全員、陰性だったという。

しかし、日本のメディアが同国関係者の話として報じたところによると、成田空港に到着した際の検査で、ボクシングコーチのパトリック・リハンダ氏(59)が陽性と判定された。同氏は政府指定の施設に隔離されたという。

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感染拡大が続く

日本では新型ウイルスの感染拡大が続いており、大会開催に反対する人は多い。

だが主催者側は、安全・安心に開催できるとして、中止の選択肢を排除している。

ウガンダでは6月に入って感染が急拡大。100人未満だった1日あたりの新規感染者は、一気に1700人以上に増えた。

ウガンダ選手団は来日した選手団としては2番目。オーストラリアの女子ソフトボールのチームが今月1日に日本入りした

陽性判定のコーチは

成田空港で陽性と判定されたボクシングコーチのリハンダ氏は、2週間の隔離後、選手団に合流する見込み。

ウガンダのボクシング連盟のモウゼス・ムハンギ会長は、選手団に対して取られてきた措置を考えると、陽性者が出たのは驚きだとBBCスポーツ・アフリカに話した。

「出発前に新型ウイルス検査を受け陰性だった。ウガンダ側としては、できることはすべてした」

「選手団はウガンダで検査を3回受けた。彼(リハンダ氏)は他の選手たちと共に合宿していたわけで、どうしてこのようなことが起こったのかわからない」

「みんな同じ結果が出ていた可能性もあったと思うと、とても驚きだ。だがこれが現実だ」

「もっと厳しくできた」

ムハンギ氏によると、ボクシングのチームは出発前の約2カ月間、首都カンパラで合宿をした。同氏は感染対策をより厳格にする余地はあったとの考えを示した。

「合宿は関係者以外は立ち入れないようにすべきで、その点からはもっと厳しくできた」

「連盟、政府、オリンピック委員会、スポーツ委員会がチームの運営にいろいろ関与しようとし、難しい状況でもあった」

「ボクシング選手たちはさまざまな人に会っていた。今後は許可された人以外は合宿を訪れられないようにすべきだ。勉強になったと思う」