フェイスブック、トランプ氏のアカウントを2年間凍結

Former President Donald Trump gestures with open arms at a conference in February

画像提供, Getty Images

米フェイスブックは4日、ドナルド・トランプ全米大統領のフェイスブックおよびインスタグラムのアカウントを2年間凍結すると発表した。

トランプ氏は今年1月、支持者たちが連邦議会議事堂を襲撃した事件を機に、フェイスブックとインスタグラムのアカウントを一時凍結された。ツイッターやユーチューブのアカウントも凍結された。

フェイスブック監督委員会は5月、このたフェイスブックの判断を支持する一方、凍結の期限を示さなかったことはフェイスブック自身の規約違反だとして、半年以内に新しい明確な罰則を決めるよう勧告していた。

フェイスブックは、「連邦議会議事堂反乱の際のトランプ氏の投稿は、フェイスブックの規約に激しく違反し、暴力を促し正当化するものだった」としている。

フェイスブックの凍結は、1月7日を起点に2年間。また、「公共の安全にとって深刻なリスクが続くようなら、この制限を延長し、そのリスクが減るまで再検討を続ける可能性もある」としている。

「次にホワイトハウス入りした時は……」

これに対しトランプ氏は声明で、フェイスブックの判断は昨年の大統領選で「自分に投票した記録的な7500万人もの人々への侮辱」だと述べた。

昨年の選挙でトランプ氏が得た票数は約7422万票(得票率46.86%)。対するジョー・バイデン米大統領は約8127万票(同51.31%)を獲得した。

トランプ氏はさらに声明で、「フェイスブックはこの検閲と口封じからは逃げられないし、究極的には我々が勝利する。アメリカはこれ以上、この虐待には耐えられない!」と述べるほか、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏を攻撃し、「次に私がホワイトハウス入りした時は、マーク・ザッカーバーグ夫妻に頼まれてもディナーはなしだ」としている。

今回の措置では、トランプ氏は2024年の次回大統領選前にフェイスブックを再び使えるようになる。

トランプ氏はすでに、選挙活動や在任中の目玉だった大規模集会を計画しており、7月にもテキサス州ダラスで最初の集会を行う予定だと報じられている。

広報担当のジェイソン・ミラー氏はサイトの閉鎖について、トランプ氏のソーシャルメディア復帰に向けた一環の措置だと説明したが、復帰の時期や方法は不明だ。

トランプ氏が住むフロリダ州では先月、トランプ支持者のロン・デサンティス州知事(共和党)が、政治家のアカウントを凍結するソーシャルメディア運営会社に罰則を適用する州法に署名し、アメリカで初めて成立させている。