トランプ氏の広報用サイトが閉鎖 SNS復帰の布石?
コウディ・ゴッドウィン、BBCニュース、米サンフランシスコ

アメリカのドナルド・トランプ前大統領が広報のために開設したウェブサイトが、恒久的に閉鎖された。トランプ氏の広報担当のジェイソン・ミラー氏が2日、米放送局CNBCで明らかにした。
閉鎖されたのは、「ドナルド・J・トランプの机から」と名づけられたウェブサイト。先月開設され、広報文や動画などを掲載してきた。
トランプ氏は今年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件の後、フェイスブックとツイッターのアカウントが凍結された。
ミラー氏はウェブサイトについて、「私たちがこれまでやってきた、そして現在も続けている幅広い努力の補助的なものに過ぎなかった」と述べた。
「ドナルド・J・トランプの机から」にはトランプ氏の公式ウェブサイトの欄もあったが、削除された。ミラー氏はツイッターで、トランプ氏がソーシャルメディアに復帰することを示す動きだと認めた。復帰の時期や方法は不明。
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ブログと評されることも多かった「ドナルド・J・トランプの机から」は、トランプ氏のさまざまな投稿を続々と掲載。投稿に対して「いいね」を付けたり、フェイスブックやツイッターでシェアしたりできた。
現在は、トランプ氏からの発信を受けられるよう、氏名やメールアドレス、電話番号などの登録を呼びかけるページが現れる。
ミラー氏は3月に米FOXニュースで、「トランプ大統領はおそらく2~3カ月でソーシャルメディアに戻ることになるだろう」、「彼自身のプラットフォームと一緒にだ」と述べていた。
トランプ氏の新たなプラットフォームはこれまでも関心を集めてきたが、どのようなものになるのかは不透明だ。
「ドナルド・J・トランプの机から」のことを指しているとの見方もあったが、ミラー氏は先月、「かなり近い将来、それに関する追加情報を出す」として、その見方を否定した。
昼夜問わなかったツイート
トランプ氏はソーシャルメディアを熱心に利用し、支持者と直接コミュニケーションを取っていた。特にツイッターを多く使い、9000万人近いフォロワーに向けて昼夜を問わず投稿することもあった。内容は、昨年の大統領選挙や新型コロナウイルス、「フェイクニュース」などさまざまだった。
フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブから締め出された1月以降は、「ドナルド・J・トランプの机から」が支持者と直接やりとりをする場となっていた。
ツイッターはトランプ氏のアカウントを永久凍結。フェイスブックの監督委員会は先月、トランプ氏のアカウントを凍結した同社の判断を支持したが、半年以内に見直すよう命じた。
ユーチューブは「現実世界の暴力」の脅威が緩和されれば、トランプ氏がアカウントを再び利用できるようにするとしている。









