東京五輪の米陸上チーム、千葉県での事前合宿を中止

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アメリカの陸上チームが、千葉県で予定していた東京オリンピックの事前合宿を取りやめた。同県が12日、発表した。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が理由だという。
千葉県は、「選手の安全面に関する懸念」から、合宿が中止されたと発表した。
米陸上チームはまだコメントを出していない。
東京オリンピックの開幕まで10週間となる中、日本では新型ウイルスの感染が急拡大しており、東京などで緊急事態宣言が出されている。
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国民の6割が「開催中止」
東京オリンピックをめぐっては、テニスの大坂なおみ選手が、今夏開催されるべきか「確信がもてない」と発言している。
読売新聞の今月上旬の世論調査では、日本人の60%近くが東京五輪の開催について「中止を望む」と回答した。
日本政府は、米ファイザーから無償提供される新型ウイルスのワクチンを、大会に出場する選手や関係者ら約2500人に接種する方針を示している。これが、大会中止を望む人を増やした可能性がある。
日本ではワクチン接種を1回以上受けた人は国民全体の2.6%で、スポーツ選手が優先されるとの報道が出ると、批判の声が上がった。
五輪開催に懸念の声が出ていることについて、スポンサー企業の1つ、トヨタ自動車の長田准執行役員は12日、「国民の一部の不満がアスリートに向けられている状況を、スポンサーとして本当に心を痛めている」と述べた。











