パリ警察、ロックダウン中に営業していたレストランを捜査 客100人超に罰金

A restaurant table in Paris, France

画像提供, Getty Images

フランス警察はこのほど、新型コロナウイルス対策に違反していたとして、レストランに集まっていた100人以上の客に罰金を科し、マネージャーを逮捕した。フランスでは現在、流行拡大を受けた3度目のロックダウンが実施されている。

パリ警察は10日、騒音の通報を受けて出動したところ、秘密の集会を発見したとツイート。「客は、保健対策を順守していないとして罰金を科せられた」と説明した。

警察によると、このパーティーは9日にパリ19区で行われていたもので、「110人以上」が関わっていたという。

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警察は数日前に、新型ウイルス対策を無視して営業する高級レストランやパーティーに対する捜査を始めたばかり。

民放M6は2日、繁華街の高級レストラン2店に潜入し隠しカメラで撮ったとされる映像を放送。客がキャビアやシャンパン、トリュフに舌鼓を打つ様子が撮影されていた。

この報道を受けてジェラルド・ダルマナン内相は捜査を命令。こうした集会はロックダウンのルールを破るもので、「全く受け入れられないものだ」と述べた。

M6が放送したのは、パリの「おしゃれな地区」にあるプライベート・ダイニング・クラブの様子で、客は店内でマスクを外しても良いと言われている。

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フランスではロックダウン施策に違反した場合、他人の命を危険にさらしたとして1年間の禁錮刑と1万5000ユーロ(約200万円)の罰金が科せられる。また客については、外出禁止令違反で135ユーロ、公共の場でマスクを着用しなかったことでさらに135ユーロの罰金となる。

同国ではこのところ、新型ウイルス感染者が急増。病院が満床になる恐れがあるとして、4日から全国的なロックダウンが始まった。

全ての学校と日用品以外の小売店が4週間、営業を停止しているほか、午後7時から翌午前6時までは外出禁止となっている。

米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、フランスではこれまでに500万人強が感染し、少なくとも9万8202人が亡くなっている。

フランスは欧州連合(EU)全体で続くワクチン接種の遅れの影響を受けているほか、いくつかの変異株が流行している。