オーストリア大統領、ロックダウンに違反し謝罪

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オーストリアのアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領(76)は、新型コロナウイルスの外出制限に違反したとして謝罪した。
ファン・デア・ベレン氏は、首都ウィーン中心部のイタリア料理店に、ロックダウン(都市封鎖)に伴って規定された閉店時間を過ぎて滞在した。
同氏は、友人と話し込むうちに時間の感覚を失った、と説明していた。
「間違ったこと」
ファン・デア・ベレン氏は、「深く謝罪します。間違ったことでした」と述べた。
また、「ロックダウン以降で初めて、友人2人と妻と外出した」、「おしゃべりしている間に時間を忘れてしまった」とツイッターに書き込んだ。
地元メディアによると、ファン・デア・ベレン氏は24日の真夜中過ぎに、レストランの外で警察に声をかけられた。
オーストリア政府の最新の規制では、レストランやカフェは先週から営業再開が認められている。ただし、23時には閉店するよう定められている。
店は違反すれば罰金が科される可能性がある。ファン・デア・ベレン氏は、訪れていたレストランの店主に経済的損失が生じた場合は、「責任を取る」と述べた。
「規定通りに閉店した」
店主は地元紙クローネに、「法律で定められている通り、最後の酒の提供が終わった23時ちょうどに閉店した」と話した。
また、閉店時間を過ぎても、客はテラスにとどまることができると思っていたと述べた。
オーストリアは新型ウイルスの感染症COVID-19対策で、イタリアに次いでヨーロッパで最初期に、厳しいロックダウンを導入した。
行動規制の緩和に乗り出したのも、ヨーロッパではかなり早かった。5月に入ると、10人までの集まりが許可された。公園、小規模店舗、ホームセンターなどは先月から開いている。







