カンヌ、トライベッカ……12の国際映画祭がYouTubeで集結

Al Pacino, Martin Scorsese and Robert De Niro at last year's BFI London Film Festival

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画像説明, 英映画協会(BFI)ロンドン映画祭に出席した俳優のアル・パチーノ氏、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ氏

ベルリンやカンヌ、ヴェネツィア、トロントなど、世界各地の映画祭が集結し、オンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」を開催することが明らかになった。5月29日から10日間、YouTube上で開催される。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)では多くの国際イベントに影響が出ており、映画業界も停止を余儀なくされている。

「We Are One: A Global Film Festival」に参加するのは、英映画協会(BFI)ロンドン映画祭、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭のほか、エルサレム映画祭、ムンバイ映画祭、マラケシュ国際映画祭、サンダンス映画祭、トライベッカ映画祭など12の映画祭。

映画祭では寄付を募り、世界保健機関(WHO)のCOVID-19連帯対応基金などへと送られる予定だ。

「元気にしてひとつにする」

トライベッカ映画祭を米俳優ロバート・デニーロ氏と共に立ち上げた映画プロデューサーのジェイン・ローゼンソール氏は、「映画には人を元気にして、境界や違いを超えてひとつにし、世界をいやす力強い役割があると、そういう話をよくする」と語った。

「全世界が今、いやしを必要としている」

「We Are One: A Global Film Festival」への参加は無料で、映画、短編映画、ドキュメンタリー、音楽、コメディー、対談といったさまざまなイベントが予定されている。

トライベッカ映画祭は4月下旬に予定されていたが、新型ウイルスの流行を受けて延期を余儀なくされた。

カンヌ国際映画祭も3月に延期を発表している。同映画祭のピエール・レスキュール会長とティエリー・フレモー代表は、代わりにオンライン映画祭に参加できることを「誇りに思う」と話した。

「パートナーの映画祭と共に、素晴らしい映画や才能にスポットを当てて、世界中で作られる物語の機微や、それぞれの映画祭の芸術的個性を観客に体験してもらえることを、誇りに思う」

現時点では、秋に開催されるトロントとヴェネツィア、ロンドンの映画祭は変更を加えた上で開催される予定になっている。ベルリン国際映画祭は2月下旬に予定通り開催された。