【米大統領選】 バイデン氏、「マンデラ氏と会おうとして逮捕」の主張を取り下げ

Joe Biden

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画像説明, バイデン氏は南アフリカで逮捕されたと3回主張した

米大統領選の民主党候補の座を争っているジョー・バイデン前副大統領の選挙本部は、バイデン氏のこれまでの説明を覆し、同氏が南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領と会おうとして同国で逮捕されたことはなかったと認めた。

バイデン氏はこれまで、1970年代にアパルトヘイト時代の南アフリカを訪れた際、逮捕されたと繰り返し述べてきた。

しかし、バイデン氏の選挙本部の幹部らは記者団に対し、同氏は空港で黒人の同僚らと「分離」された出来事について語ったものだと述べた。

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バイデン氏は29日にサウスカロライナ州である予備選で、黒人の支持を頼りにしている。

同氏は26日、同州予備選の黒人票に大きな影響力をもつとされる、民主党の下院議員で黒人のジェイムズ・クライバーン氏の推薦を獲得した。同州では民主党有権者の半数以上を黒人が占める。

民主党の候補者選びでは、バーニー・サンダース上院議員が獲得代議員の数でリードしている。その後をピート・ブタジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長と、バイデン氏が追っている。

「マンデラ氏に感謝された」

バイデン氏が南アフリカで逮捕されたと最初に主張したのは、今月早くにサウスカロライナ州で開いたイベントだった。自らの歩んできた道を、同国初の黒人大統領マンデラ氏(2013年死去)の人生になぞらえた。

1970年代当時はデラウェア州選出の上院議員だったバイデン氏は、アメリカ政府関係者らの一団とともに南アフリカを訪れ、刑務所に収監されているマンデラ氏と面会しようとした。

その際、バイデン氏は「ソウェトの路上で、我々の国連大使とともに逮捕される名誉な体験をした」と述べた。

Nelson Mandela

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画像説明, マンデラ氏は南アフリカで27年間投獄されていた

ラスヴェガスで先週開かれた黒人の歴史を称える集会でも、バイデン氏はマンデラ氏から努力を感謝されたと話した。

バイデン氏は、「彼は私の体に腕を回して、『あなたに感謝したい』と言った」と説明。「何に感謝するんですかと聞くと、彼は『あなたは私に会おうとした。私に会うために逮捕された』と言った」と述べた。

こうしたバイデン氏の主張に対しては、当時の国連大使でバイデン氏と一緒に南アフリカを訪れたというアンドリュー・ヤング氏が、内容を否定していた。

米紙ワシントン・ポストのファクトチェック担当も25日、主張は「ばかげている」とした。