【米大統領選】 アイオワ州はブタジェッジ氏勝利 見直し要求も

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米大統領選の民主党候補者争いの初戦、アイオワ州党員集会の最終集計結果が6日発表され、ピート・ブタジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が僅差で勝利した。ただ、民主党全国委員会(DNC)は集計の見直しを求めている。
最終集計結果は、当初予定より3日遅れて、この日遅くに発表された。初めて集計に使われたアプリ「シャドウ」に問題が生じ、報告が遅れたのが遅延の原因とされる。
最終結果の発表の直前、DNCのトム・ペレス委員長は「うんざりだ」と述べ、集計に正確性を求めた。
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一方、アイオワ州の民主党本部は、集計の再点検をする予定はないとした。
米AP通信は集計率97%の時点で、勝者の判定は不可能だと発表した。差がごくわずかなことと、集計作業の「不規則性」を理由に挙げている。
ブタジェッジ氏が0.1%上回る
ブタジェッジ氏とほぼ横並びのバーニー・サンダース上院議員は、「非常に力強い勝利」を宣言した。
集計結果では、獲得した代議員数で、サンダース氏はブタジェッジ氏に0.1%のリードを許した。ただ、投票者数ではサンダース氏が上回った。
11日に予備選が開かれるニューハンプシャー州で選挙運動中のサンダース氏は、「選挙で接戦相手より6000人以上多い人々が支持してくれたのだから、ここニューイングランド地方北部で私たちは勝利を宣言する」と述べた。
ブタジェッジ氏は3日、まだ何の結果も発表されていなかった時点で、すでに勝利宣言をしている。

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DNCのペレス委員長はツイッターで、見直しはすべての投票を再集計するのではなく、「各党員集会から届いた作業シートを点検して正確性を確実にするもの」と説明した。
ペレス氏は党全国委員会の有力者だが、今回の党員集会の集計の見直しを要求できるのは、アイオワ州民主党本部(IDP)だけだ。

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IDPのトロイ・プライス本部長は声明で、「3日夜の報告状況は受け入れられないものだった」と認めた。
しかし、全国委員会のペレス氏の発言については、反対とも受け取れる、以下のコメントをした。
「アイオワ州の何千人ものボランティアと党員集会参加者に、集計と結果の検証に集中してもらっている」
プライス氏は、立候補者から要請があれば、IDPは集計の見直しをするとした。また、アプリの欠陥は、投票データの正確性に影響を及ぼしていないと説明。ハッキングの形跡も見られないとした。








