【米大統領選】 サンダース氏勝利、ブタジェッジ氏も善戦 ニューハンプシャー予備選

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米大統領選の民主党候補争いの2戦目となるニューハンプシャー州予備選が11日あり、バーニー・サンダース上院議員(ヴァーモント州)が勝利した。
サンダース氏(78)は同日夜、「この場所でのこの勝利は、ドナルド・トランプの終わりの始まりだ」と宣言。「多くの世代や人種の間で前例のないうねり」を起こし、共和党を倒すと約束した。
2位には僅差で、ピート・ブタジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長が入った。
38歳のブタジェッジ氏は、政治において「両極端なビジョン」に屈することの危うさを呼びかけるとともに、自らを中道と強調。民主党に新たな支持者を引きつけることができるとアピールした。
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3位は大方の予想に反し、エイミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州)だった。
クロブシャー氏(59)は、「つい1週間には、誰もが私たちをだめだと思っていた。私は復活し、やりとげた」と演説した。

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候補者争いの先頭にいたエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)と、ジョー・バイデン前副大統領は、それぞれ4位と5位だった。
テクノロジー企業家アンドリュー・ヤン氏と、マイケル・ベネット上院議員(コロラド州)は、候補者争いからの離脱を表明した。
上位3人が代議員を獲得
ニューハンプシャー州の予備選では、約28万人の民主党員が投票。
開票率95%の時点で、サンダース氏が得票率26%で勝利を確実にした。
ブタジェッジ氏は、サンダース氏に得票率1.6%差(約4300票差)で迫った。
獲得した代議員の数は、サンダース氏とブタジェッジ氏が共に9人、クロブシャー氏は6人だった。ウォーレン氏以下の候補者は、代議員を獲得できなかった。
今後、各州で予備選・党員集会が続き、7月の民主党全国大会までに最も多くの代議員を獲得した候補者が、党の大統領候補となる。
次は今月22日に、ネヴァダ州で党員集会が開かれる。
バイデン氏は終わったのか?

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バイデン氏は2019年4月に大統領選への立候補を表明した後、党の候補者争いでトップを走っているとみられてきた。全国的な世論調査では、支持率が41%にも達した。
しかし、77歳のバイデン氏は、アイオワ州の党員集会で4位に終わった。全国的な支持率は20%にまで落下。初めて、サンダース氏を追う立場となった。
バイデン氏は11日、再び落胆する結果となることを予想したのか、投票が締め切られる前にサウスカロライナ州へと移動した。
アフリカ系アメリカ人の間では、バイデン氏の人気は高い。サウスカロライナ州では、民主党予備選の有権者の3分の2近くをアフリカ系アメリカ人が占める。
クイニピアック大学の世論調査では、バイデン氏の支持率はアイオワ州党員集会を挟み、52%から27%に急落。それでも、民主党の黒人有権者の間ではもっとも人気の高い候補者だとしている。
サンダース氏がリードか
BBCのアンソニー・ザーカー北米担当記者は、バイデン氏は致命的な打撃を負ったと解説。
ブタジェッジ氏については、見事に2位となったものの、今後も好成績を出し続けられるかは不明だとした。
そして、現時点で最も展望が明るいのはサンダース氏だと指摘。余裕のある資金、経験を積んだ選挙組織、対戦相手間の亀裂を理由に上げた。









