トランプ氏、国賓訪問の英国に到着 直前にツイッターで悪口
国賓として初めてイギリスを訪問するアメリカのドナルド・トランプ大統領が3日午前9時ごろ、大統領専用機でロンドンのスタンステッド空港に到着した。5日まで同国に滞在する。
トランプ氏は到着の直前、ロンドンのサディク・カーン市長について「完全な負け犬」とツイート。これは、以前からトランプ氏と対立を繰り返しているカーン氏が、訪英するトランプ氏について「丁重に迎えるべきではない」とツイッターで発言したのを受けたものとみられる。
トランプ氏は3日、バッキンガム宮殿でエリザベス女王主催の晩さん会に出席。4日にはテリーザ・メイ首相と首脳会談に臨み、気候変動や中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の問題などについて協議する。

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訪英中、トランプ氏はロンドン中心部リージェンツ・パークにある駐英米国大使の公邸ウィンフィールド・ハウスに滞在する。
エリザベス女王は、これまでに12人の米大統領と面会している。女王が国賓として迎える米大統領は、ジョージ・W・ブッシュ氏、バラク・オバマ氏に次いで、トランプ氏で3人目。
メイ首相とは意見対立か
メイ氏への敬意を表明しているトランプ氏だが、会談では2人の意見は食い違いを見せそうだ。
メイ氏は気候変動問題を取り上げる際に、「2017年のパリ協定から離脱したアメリカの決定を残念に思う」(政府報道官)との考えを伝える見込みだ。
ファーウェイの問題でも立場の違いが見られる。アメリカは安全保障上の脅威だとして、米国企業にファーウェイとの取引を禁止。一方、イギリスは、5G通信網用の「主要ではない」部品をファーウェイに輸出することを認める可能性がある。

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首脳会談に先立ち、両首脳は4日朝、セント・ジェイムズ宮で朝食会を開催する予定。イギリスの証券会社バークレイズや製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)などの企業のトップたちが招かれている。
トランプ氏は5日、英南部ポーツマスで開かれるノルマンディー上陸作戦75周年の記念式典に参加し、次の訪問先のアイルランドへと向かう。












