プラティニ氏は「証人と容疑者の中間」とスイス検事総長 FIFA報酬問題

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国際サッカー連盟(FIFA)の汚職問題を捜査しているスイスのラウバー検事総長は、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長を「証人と容疑者の中間」として扱っていると明らかにした。
スイス検察は、FIFAのブラッター会長が2011年2月、プラティニ氏の仕事の報酬として支払った200万スイスフラン(約2億4千万円)がブラッター会長によるFIFA資金の不正支出とみて捜査。28日までにブラッター氏とプラティニ氏から事情聴取している。
プラティニ氏はこれについて、不正行為を否定し、自分は証人として情報提供しただけだと説明していたが、ラウバー検事総長は「われわれはプラティニ氏を証人として事情聴取したのではない。証人と容疑者の中間として捜査した」とプラティニ氏の言い分を否定した。検事総長は、捜査の一環としてUEFA本部を捜査する用意もあると述べた。

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スイス当局が捜査している2011年の200万スイスフラン支払いについて、ブラッター氏やプラティニ氏は、プラティニ氏が1998年から2002年にかけて技術顧問としてFIFAから請け負った業務の報酬と説明。業務から支払いまで9年の時間の開きがあることや、2011年会長選でUEFAがブラッター氏支持を表明した2カ月前の支払いだったことなどが、疑惑を呼んでいる。
ブラッター氏はこのほか、「FIFAの利益にならない」契約に署名した疑いがもたれている。
ブラッター氏は来年2月に会長退任の予定だが、自らの潔白を主張しており、刑事捜査の対象となってもただちに退任はしないと強気の姿勢を示している。
<ビデオ>ブラッター氏は今年8月にBBCの単独取材に対して、アメリカやスイスの司法当局による捜査について「心配していない」と述べた。








