日本政府、新内閣写真の加工を認める 「軽微な編集」と説明

首相官邸が発表した新内閣の記念写真。前列中央が石破首相、その左が中谷防衛相

画像提供, 首相官邸

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日本政府は7日、新内閣の公式写真について、閣僚の身だしなみの乱れを目立たなくするために加工処理したと認めた。インターネットでは、写真が編集されたのではないかとの指摘が出ていた。

新内閣の記念写真は、発足した1日に撮影された。メディア各社が撮影して掲載した写真では、石破茂首相と中谷元防衛相のスーツの下に、白いシャツがわずかにのぞいていた。

しかし、首相官邸がホームページに掲載した公式写真では、そうした服装の乱れは消えていた。

ソーシャルメディアには、これをからかう声があふれた。7日になって林芳正官房長官は、写真に「軽微な編集処理を行った」と記者会見で認めた。

メディアが撮影した写真(左)と、首相官邸が発表した公式写真

画像提供, Newscom/Alamy Live News、首相官邸

画像説明, メディアが撮影した写真(左)と、首相官邸が発表した公式写真

林氏は、首相官邸が撮影した集合写真は「記念写真として末永く本人の記念として残る」ため、加工されたと説明した。

また、「これまでも軽微な編集処理を行ってきている」と付け加えた。

服装の乱れについては、やゆする投稿がソーシャルメディアで相次いだ。

Xでは「温泉旅行中の高齢者団体の集合写真よりひどい。まったく恥ずかしい」という趣旨の書き込みが見られた。サイズの合っていないスーツを閣僚らが着ているのは明らかだとする投稿もあった。

メディアによると、ズボンがフィットしていなくてだらしなく見えるとし、「だらし内閣」という言葉でからかう人もいるという。

先月27日の自民党総裁選で当時の岸田文雄首相の後継となる総裁に選ばれた石破氏は、今月1日に首相に就任した。「新政権はできる限り早期に国民の審判を受けることが重要」だとして、今月27日に衆院選を行う考えをすでに表明している