アフガニスタンで再び強い地震、M5.2 最初の地震の死者1400人以上とタリバン政権

ベージュの服を着た人が地震の後、がれきから荷物を引き出している

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画像説明, 崩壊した建物のがれきから荷物を引き出す人

アフガニスタン東部で2日、マグニチュード(M)5.2の地震があった。現地では8月31日に強い地震が発生したばかり。タリバン政府は、最初の地震による死者は1400人以上、負傷者は約3000人に上ったとしている。

米地質調査所(USGS)によると、2日の地震は午後0時29分(日本時間午後4時59分)に発生した。震源地は第5の都市ジャララバードから34キロメートル。震源の深さは10キロと浅かった。

被害や新たな死傷者は報告されていない。最初の地震で大きな被害を受けた北東部クナル州のサウカイ地区にいるBBC記者は、強い揺れを感じたと話した。

8月31日のM6の地震の救助活動は、土砂崩れで道路がふさがれ、陸路の移動が困難な中で難航している。

多くの人ががれきの下敷きになっていると懸念されている遠隔地の村では、ヘリコプターで生存者の捜索を支援しているという。

地震が多いアフガニスタンでも、8月31日の揺れは、過去数年で最も強いものだった。

山間の草地で、レスキュー隊員らが被災者をヘリコプターに乗せている

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画像説明, 都市部から離れた山岳地帯ではヘリコプターを使った救助活動が進められた

タリバン政府は、国際的な支援を求めている。同政府については現在、ロシアだけが承認している状態。

国連は緊急資金の提供を発表した。イギリスは100万ポンド(約2億円)の支援を約束した。

インドはすでに、テント1000張をアフガニスタンに届けている。インド外相によると、食料15トンをカブールからクナル州に運ぶのも支援しているという。

中国とスイスも支援を表明している。

国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」は、医療チームをクナル州に派遣し、遠隔地の人々の治療と救助にあたっている。

ボランティアを行っているシャヒール医師と名乗る人物は、一部の人は川の水を飲むようになっていると説明。「子どもたちの状況は深刻だ。支援を受けなければ、栄養、健康、その他の問題に直面する」と付け加えた。

国際援助団体「国境なき医師団(MSF)」は、ナンガルハル州とラグマン州の病院1カ所ずつに同団体のチームが到着したと発表。ファザル・ハディ副医療コーディネーターは、「この二つの病院は、地震の前からフル稼働していた。多くの患者が廊下で治療を受けており、医療従事者は物資を必要としている」とし、人道的な対応を「緊急に拡大」する必要があると話した。

アフガニスタンとパキスタンの国境近くで発生した地震による、揺れの広がりを示す地図