メキシコで何千人もが徒歩でアメリカ国境目指す 「貧困からの脱出」掲げ
トーマス・マッキントッシュ、BBCニュース

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「貧困からの脱出」と書かれた横断幕を先頭で掲げた、中南米諸国からの何千人もの集団が、アメリカとの国境を目指し徒歩でメキシコを北上している。
主にベネズエラ、キューバ、メキシコからの老若男女でなる行列は膨らみ続けており、24日時点で最大8000人規模となっている。
メキシコには近々、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が訪れる予定。ブリンケン氏は、移民管理に関する新たな協定をメキシコと結びたい意向だとされる。
アメリカ南部のメキシコとの国境で拘束された人の数は、今年と昨年の両会計年度とも各200万人を超えた。
米国土安全保障省によると、今年9月の1カ月だけで、米国境警備隊は不法に国境を越えようとした20万人以上を拘束したという。

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クリスマスイブの24日、キャラバンはメキシコ南部のグアテマラとの国境に近い都市タパチュラを出発した。
ホンジュラスから列に参加したホセ・サントスさんは、犯罪組織から殺すと脅されて逃げてきたとロイター通信に話した。
「怖かったので、メキシコに来ることに決めた。アメリカに行くことが認められると期待した」
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は22日、移民をめぐる懸念に対処するため、アメリカと再び協力する意向を示した。
オブラドール氏は27日にブリンケン氏と会談する予定。
米ホワイトハウスは22日に声明を発表。ブリンケン氏がメキシコで、西半球における「かつてない不規則な移民」について協議し、「国境警備の課題に取り組む」方法を両国で確認するとの見通しを明らかにした。










