米ホワイトハウスのプライドパーティー、参加者がトップレスで撮影し出入り禁止に

Rose Montoya at White House

画像提供, TikTok/Rose Montoya

画像説明, ローズ・モントーヤさん

米ホワイトハウスで10日、LGBTQ(性的マイノリティー)の誇りをたたえる「プライド」パーティーが開かれ、招待客3人がサウスローン(南庭)でトップレスで撮影したとして今後の出入りを禁止された。

ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール報道官は13日、こうした行いは「受け入れられない」もので、他の参加者にとって「不公正」なものだと述べた。

トランスジェンダー女性で活動家・インフルエンサーのローズ・モントーヤさんがソーシャルメディアに投稿した動画には、上半身裸で両手を胸に置いたポーズのモントーヤさんが映っていた。また、シャツを脱いだ状態のトランスジェンダー男性2人も隣に映っていた。

動画では、カメラに映っていない人物が「ホワイトハウスでトップレスになっているの?」と尋ねている。

モントーヤさんは、首都ワシントンではトップレスになることは合法であり、下品なことをするつもりはなかったとしている。

ジャン=ピエール報道官は13日、「家族を祝うために参加していた数百人の出席者にとって不公正だった」と述べた。

「この行動は、ホワイトハウスでのあらゆるイベントにおいて、不適切で礼儀を欠いたものだ。LGBTQI+の家族を祝うために主催したイベントや、その他の数百人のゲストを反映するものではない」

「動画に映っていた人物は、今後のイベントに招かれることはない」

モントーヤさんの動画には、ジョー・バイデン大統領とファースト・レディーのジル・バイデン氏が演壇で話している様子や、モントーヤさんを出迎えている様子なども含まれている。

インターネット上で反発を受けた後、モントーヤさんはTikTokに別の動画を投稿し、トランスジェンダーだと公表する前は、胸部が不適切だと言われることはなかったと疑問を呈した。

「トランスマスキュリンの友人たちは胸部の手術痕を見せびらかして楽しく暮らしている。私もその中に入りたい」

(訳注:トランスマスキュリンとは、出生時の性別が女性だが、男性性の要素が強く、しかし完全に男性とは自認していない人を指す)

「これは完全にワシントンの法律の範囲内だったから、彼らに混ざって、念のために乳首を隠した」

「乳首を解放して」というキャプションが付けられたこの動画でモントーヤさんは、「私は単に、自分の楽しみと真実の中で生きたいし、自分の身体で存在したい」と語った。

ホワイトハウスのこのイベントには数百人が招待された。ホワイトハウスで行われたプライド・パーティーとしては最大規模だったという。