【2022年サッカーW杯】 アルゼンチン代表が優勝パレード バス進めずヘリに変更

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サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝したアルゼンチン代表チームが20日、帰国し、首都ブエノスアイレスでのパレードに臨んだ。選手たちは当初、屋根なしのバスに乗って何百万人もの熱狂的なファンたちの前を移動する予定だったが、道路が混乱状態となったため、急きょヘリコプターでの上空飛行に変更された。
アルゼンチン代表選手たちはこの日、早朝にカタールから帰国。午前11時45分にアルゼンチンサッカー連盟(AFA)のトレーニング施設を出発し、ブエノスアイレス中心部の共和国広場までの約30キロのパレードに出発した。8時間の予定だった。
しかし、コースとなった道路は、詰めかけた多くのファンたちで混沌(こんとん)状態になった。警備当局がバスの進行を止め、主催側は再考を迫られた。
ソーシャルメディアに投稿された動画では、選手たちを乗せたバスが橋の下を通過する際、何人かのファンが上部デッキに飛び降りたように見える。ファンの1人は転落したと見られる。
大統領府のガブリエラ・セルッティ報道官は、「喜びが爆発したような状況で、地上で続けるのは無理だった」とツイート。
AFAのチキ・タピア会長は、「優勝選手たち全員に代わって心から謝罪する。とても残念だ」とツイートした。

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18日のW杯決勝でアルゼンチンがフランスを破って36年ぶり3回目の優勝を飾ったことを受け、アルゼンチン政府は20日を国民の祝日にした。国内は祝賀ムードに満ちており、現地の推計では、パレードの沿道などには約400万人が詰めかけた。
オベリスクがそびえ立つ共和国広場では、歓喜に沸くファンたちが代表チームを待った。大半は、代表チームのユニホームと同じ青と白の色のものを身に着けていた。
主将のリオネル・メッシ選手(35)や、1986年に優勝した時の主将ディエゴ・マラドーナ氏(故人)の横断幕が掲げられ、楽器を演奏したり街灯によじ上ったりするファンもいた。

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念願だったW杯優勝を果たし、史上最高のサッカー選手としての地位を確立したメッシ選手(パリ・サンジェルマン所属)は、バスに乗っていた間は、デッキで選手たちの真ん中に座っていた。
メッシ選手はこの日のパレード前、トロフィーの横で目を覚ました時の写真をインスタグラムに投稿した。
パレードのコースとなった高速道路では、沿道にびっしりと人が並んだ。バスが来ると、スクーターに乗ったり走ったりして追いかける人も数多くいた。
集まったファンの1人、マティアス・ゴメス氏(25)は、「クレイジーで、信じられない。人生最高の出来事だ」と話した。
「幸せを感じている人たちが集まり、互いに手を握って、ハグやキスをし合っているのが見られて、とてもうれしい。みんなが今日、ひとつになった」

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