エリザベス英女王の墓標、写真公開 両親や夫の名前と共に

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英王室は24日、英女王エリザベス2世の墓所を示す墓標の写真を公表した。新しく刻まれた墓標には、エリザベス女王のほか、両親と夫フィリップ殿下の名前と生没年が記されている。
8日に英スコットランドで亡くなったエリザベス女王は、19日に国葬の後、ロンドン近郊ウィンザー城の聖堂内で埋葬された。女王がジョージ6世記念礼拝堂内に埋葬されたことを記す新しい墓標が、この礼拝堂の床に埋め込まれた。
墓標には、上からエリザベス女王の両親、国王ジョージ6世と母エリザベス王妃の名前とそれぞれの生没年(George VI 1895-1952、Elizabeth 1900-2002)が刻まれているほか、金属製のガーター勲章の星章が埋め込まれ、続いてエリザベス2世と夫フィリップ殿下の名前とそれぞれの生没年(Elizabeth II 1926-2022、Philip 1921-2021)が刻まれている。
同じ場所にはこれまで、ジョージ6世とエリザベス妃の墓標が埋め込まれていた。

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墓標はベルギー産の黒大理石で、真鍮(しんちゅう)の文字が埋め込まれている。
ガーター騎士団は14世紀に創始され、その勲章はイギリスの叙勲制度の最高位にある。亡き国王夫妻と女王夫妻の4人とも、他の王族や首相経験者、元軍幹部などと共に騎士団の一員だった。
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エリザベス女王の国葬は19日、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた。

棺はその後、近郊のウィンザー城に運ばれ、城内の聖ジョージ聖堂で埋葬式が行われた。王冠、宝玉、王杖といった王権の象徴が取り外された棺は、床下の納棺堂へ下され、続いて近親者のみの礼拝で聖堂内のジョージ6世記念礼拝堂で埋葬された。

29日以降、礼拝堂内の墓標は一般公開される。礼拝が行われる日曜日を除いて、毎日公開される。
ウィンザー城への入場料は土曜日が大人28ポンド50ペンス(約4500円)、それ以外の曜日は26ポンド50ペンス。

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ジョージ6世記念礼拝堂は1962年にエリザベス女王が父王の埋葬所として、建立を発注。聖歌隊などが並ぶ内陣の後ろにある、聖堂北側の棟に増築され、1969年に完成した。
女王の妹、マーガレット王女が2002年2月に亡くなった際には、火葬された遺骨は当初、聖ジョージ聖堂の床下にある納棺堂に安置された。母のエリザベス皇太后が同年3月に亡くなった際、両親の棺と共にジョージ6世記念礼拝堂に納められた。
昨年4月に亡くなった夫エディンバラ公フィリップ殿下の場合、聖ジョージ聖堂での葬儀の後、棺は床下の納棺堂に安置された。妻エリザベス女王が亡くなった際に、共にジョージ6世記念礼拝堂に埋葬されることが決まっていた。
イギリスの国としての服喪期間は19日に終わったが、王室はその後さらに7日間の服喪を続け、公務などを控えていた。26日の終わりに王族の喪も明けることになる。











