【北京冬季五輪】 男子モーグル、堀島が銅 日本選手の今大会初メダル

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北京冬季オリンピックは5日、フリースタイルスキーの男子モーグルがあり、堀島行真(24)が銅メダルを獲得した。日本選手のメダルは今大会初。
金メダルはヴァルター・ヴァルベリ(21、スウェーデン)が手にした。圧倒的な強さを誇るミカエル・キングズベリー(29、カナダ)は、最後にヴァルベリに抜かれて銀メダル。前回の韓国・平昌大会からの連覇には一歩届かなかった。
モーグルは全長250メートルのコブが並ぶコースを滑り降りる。ターンの技術、途中2回のエア(ジャンプ)演技、滑走タイムの総合で競う。
優勝候補だった堀島は、前日の予選1回目で16位に終わって決勝進出を決められなかった。そのためこの日は予選2回目から出場。5位で通過した。
決勝1回目は5位、2回目は3位に入り、最終の3回目に進出。残った6人のうち4番目に滑った堀島は、序盤でややバランスを崩したが、持ち直して2つ目のエアに。大きなジャンプと、終わることがないように思えるスピンを見せた。この時点で最も速いタイムでゴールし、81.48を得点してトップに立った。

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次にスタートしたキングズベリーは会心の滑りで、ゴールラインを越える時に大きくガッツポーズ。得点82.18で堀島を上回り、金メダルに近づいた。
最終滑走者のヴァルベリは、最初のエアで大きなジャンプを決めると、次のエアではさらに大きなジャンプを披露。着地も見事に成功させ、ゴールすると手をたたいて喜んだ。
得点は83.23。両腕を上げて感情を表現したが、自分でも信じられない様子だった。
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若い勝者をたたえる
キングズベリーはヴァルベリの体をたたいて称賛した。だが肩は落ち、がっかりした表情がうかがえた。
キングズベリーは、「ヴァルベリはプレッシャーがかかった状況で、この日の最高の滑りを見せた」、「彼のことをとても誇りに思う。オリンピック王者という限られた人たちの仲間入りを果たした」と話した。
また、「私にとっては3回目のオリンピックで、これで計3つのメダルを獲得した。すごいことだ」と述べた。そして、1日だけで勝負を決する厳しいモーグル競技を12年間続けてきたことにおいて、自分を誇らしく思うと話した。
堀島は6日、記者会見を開いた。読売新聞によると、「すごくうれしいという気持ちと、安心して次の4年を頑張れるという気持ちが強い」と話した。
相次ぐけがを乗り越え

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ヴァルベリは一昨年2月に十字靭帯(じんたい)を切断。8カ月後に競技に復帰すると、今度は半月板を損傷した。
リハビリに励み、最近の記者会見では「実力を発揮できれば、どの大会でも表彰台に上れる。自分を止められるものはないような気がしている」と話していた。
ヴァルベリはスウェーデン男子としては史上2番目に若い、冬季五輪金メダリストになった。最年少は1964年インスブルック大会のスピードスケート10000メートルを20歳で制したジョニー・ニルソンさん。










