北朝鮮、弾道ミサイルらしき物体を発射 6日間で発射2回目

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北朝鮮は11日、弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射した。韓国軍合同参謀本部(JCS)が明らかにした。北朝鮮が極超音速ミサイルを発射してから1週間もたたないうちの発射となった。
JCSは、11日午前7時27分に発射を観測したと明らかにした。
日本の海上保安庁も同じころ、発射に関する情報を発表した。北朝鮮が「弾道ミサイルの可能性があるもの」を発射したとした。
韓国・聯合ニュースによると、JCSはアメリカと共に詳しい分析を進めている。
JCSは、北朝鮮の軍事的な動きを、米軍と協力して注意深く監視しているとした。
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北朝鮮をめぐっては、5日のミサイル発射試験を受け、アメリカ、フランス、アイルランド、日本、イギリス、アルバニアの6カ国が10日、地域の「不安定を招く行動」をやめるよう強く求める声明を出したばかり。国連ではこの後、北朝鮮のミサイル発射問題に関して、安全保障理事会が非公開で開催された。
防衛力の増強掲げる
今回の発射は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が昨年末の朝鮮労働党の総会で、2022年の優先政策として、防衛力の増強を掲げたことに沿っている。
金氏は総会で、同国が「生きるか死ぬかの偉大な闘い」に直面していると主張。開発を進め、国民の暮らしを向上させることなどを2022年の目標にするとした。
北朝鮮では、新型コロナウイルスによる国境封鎖で経済が深刻な影響を受け、食料不足が起きている。
国連の関係者は、子どもや高齢者が餓死の危機にあるとしている。
アメリカは北朝鮮に対し、核兵器開発を断念するよう求めている。北朝鮮と米政府の関係はこれまでのところ、緊張が続いている。
北朝鮮は韓国の軍事行動を捉え、韓国がダブルスタンダードをもっていると非難している。
韓国は昨秋、潜水艦から発射する弾道ミサイルの発射試験を初めて実施した。韓国は北朝鮮の「挑発」への抑止策として必要だと主張した。









