エリザベス女王、COP26に不参加 休養が必要と

画像提供, Buckingham Palace
イギリス王室のバッキンガム宮殿は26日、エリザベス女王(95)が今月末から英グラスゴーで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に出席しないと発表した。
女王は先に、休養が必要との医師の助言を受け、20日にロンドンの病院に検査入院。北アイルランド訪問を中止した。
翌21日には退院し、26日に対面の公務を再開した。同日はウィンザー城からビデオ通話で、韓国とスイスの大使と面会した。
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バッキンガム宮殿は、女王は「残念ながら」COP26の開会レセプションを欠席すると発表。しかし、録画済みのビデオメッセージで、開会の演説を行う予定だと述べた。
女王はCOP26について、参加国から気候変動について意味のある活動を引き出せることや、自身の欠席が他の代表団の欠席の理由に利用されないことを望んでいるとされる。
今月初めにウェールズ議会の開会に臨んだ際には、人々が気候問題について協議するばかりで実際に取り組んでいない事実に「とてもいらだっている」と述べていたと伝えられた。
入院後初めて写真を公表
女王は19日、ウィンザー城でグローバル投資サミットを開催し、ボリス・ジョンソン首相らと共にいる様子が撮影された。
しかしその後、バッキンガム宮殿は、「女王は仕方なく、数日間の休養が必要との医師の助言を受け入れた」と発表。20日の北アイルランド訪問を中止した。
その日にロンドンのエドワード7世病院に検査入院した女王は、翌21日に退院し、ウィンザー城に戻っていた。
26日の公務の様子は、写真で公表された。女王の姿が見られたのは19日以来。

<解説>簡単ではない決断 ――ショーン・コクラン王室担当編集委員
先週の北アイルランド訪問中止、そして検査入院は、エリザベス女王がCOP26に参加するための休養と充電の期間だと説明されていた。
しかし今日、そのグラスゴー行きも中止となった。COP26は王室の公務としても大きな行事であり、この決断も簡単に受け取ってはいけないものだろう。
26日の朝、95歳の女王は公務に戻り、何もかも問題ないというメッセージを発したばかりだった。
この日の面会はビデオ通話で行われた。COP26のレセプションにも、ビデオメッセージが送られるという。もしかしたら今後、我々はこの形式で女王を見る機会が増えるのかもしれない。
女王が画面の中にいる時間が増えれば、後継者たちが公の場での責任を負うことも多くなるだろう。










