【東京五輪】 米体操バイルス、支持の声に反応 「自分は体操以上の存在だと認識」

画像提供, Getty Images
オリンピックの金メダルを4個持つ体操女子のシモーン・バイルス(24、アメリカ)が、東京オリンピックの個人総合決勝を棄権したことで寄せられた支援の声に反応してツイートした。
バイルスが棄権したのは、心の健康を優先する必要があるという理由からだった。この行動に、スポーツ界やエンターテインメント界、政界の著名人から称賛の声が相次いでいる。
バイルスは寄せられた称賛の声について、「愛情と支援をたくさん受け取り、私は自分が実績と体操競技以上の存在だと認識した。以前は、本心からそう思うことはなかった」とツイートした。
バイルスは、自分が抜けた後のアメリカが女子団体決勝で銀メダルを獲得した後、取材に応じて「私たちの心と私たちの体を守る」必要があると語り、「結局のところ、私たちも人間だから」と言い添えた。バイルスは2018年、米女子体操チームの選手数百人に性的加害を重ねて有罪になった元チーム医から、自分も同じように暴行されていたと認めている。
イギリス体操男子のマックス・ウィットロックは「君は何度も何度も境界を押し広げた。ゆっくり休んで」と支持を表明した。
サッカーのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポール・ポグバも、バイルス支持のツイッターを投稿。棄権の決断は「まぎれもない強さの瞬間」だったとコメントしている。
<関連記事>
自身も不安や疲労を理由に2017年世界ツアーを途中で切り上げたアメリカのポップスター、ジャスティン・ビーバーは、バイルスの決断を誇りに思うと話し、「君が感じているプレッシャーは、誰にも絶対分からない」とインスタグラムに書き込んだ。
「僕がパーパスツアーを終わらせなかったことで、頭がおかしいとみんなが思った。でもあれは僕が自分が心の健康のためにできる最高のことだった!! シモーン・バイルス、君のことをとても誇りに思う」
アメリカのスーザン・ライス大統領補佐官も、「ありがとう#GOATシモーン・バイルス。心の健康が第1だと教えてくれて」と称賛するツイートを投稿した。GOATは史上最高の選手(Greatest Of All Time)の意味。
出身地テキサス州ヒューストンのシルヴェスター・ターナー市長は、「あなたはあなたの実績や体操競技よりずっと大きな存在です。あなたが二度と、踊ったり跳んだり段違い平行棒の上で回転したりしなかったとしても、あなたは永遠にアメリカと世界のチャンピオンです。ただ幸せでいてください!」とバイルスを称賛した。
8月1日から始まる個人種目別決勝に出場するかどうかについて、バイルスは「1日ごとに様子を見る」として、明らかにしていない。








