【東京五輪】 ソフトボール、日本が豪州にコールド勝ち 福島で競技がスタート

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東京オリンピックは23日の開幕を前に、最初の競技ソフトボールが21日、福島あづま球場(福島市)で始まった。予選リーグ第1試合では、日本が8-1でオーストラリアに勝った。
福島での競技の開幕は、東日本大震災からの「復興五輪」を象徴する目的で決められた。新型コロナウイルスの感染拡大で、無観客での試合となった。
ソフトボールは2008年北京大会を最後に競技から外れたが、今回復帰した。2024年パリ五輪ではまた外れる。日本は北京大会で優勝している。
試合は世界ランキング2位の日本が、3本のホームランと固い守りで、同8位のオーストラリアに順当勝ちした。

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先取点を奪ったのはオーストラリアだった。1回表、内野安打とフォアボール、デッドボールで1死満塁のチャンスを迎える。日本の先発投手・上野由岐子はここで再びデッドボールを与え、オーストラリアが押し出しで1点を失った。
しかし1回裏、日本はすぐ追いつく。フォアボールで出塁した内藤実穂が、山本優のライト前ヒットで2塁からホームを突いた。きわどいタイミングだったが、捕手テイラー・ツィツィクロニスが走塁妨害をしたと判定され、日本の得点となった。
3回裏には、今大会第1号となるホームランを内藤が放った。2アウト2塁で、オーストラリアの先発投手カイア・パーナビーの投球をたたくと、打球はセンター後方へ。日本は2点を追加した。
4回裏にも、藤田倭がレフトオーバーの2ランホームランを打った。さらに1アウト1、3塁となったところで、原田のどかがセンター深くに犠牲フライを飛ばし、3塁から山田恵理がタッチアップ。日本は6-1にリードを広げた。
日本のエース投手・上野は、5回表1アウト1塁の場面で後藤希友と交代。オーストラリアは直後、デッドボールとフォアボールなどで、2アウト満塁の反撃の好機を迎える。しかし、チェルシー・フォーキンは見逃し三振に倒れ、点差を縮められなかった。
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続く5回裏、日本はフォアボールの内藤を1塁に置き、山本がセンター越えのホームランを放つ。これにより、5回以降で7点差がついたため、コールドゲームで日本が勝利した。
「夢をかなえられた」
試合後のNHKのインタビューで、藤田は「自分のスイングが思い切ってできてホームランになった。いいスタートが切れたと思う」と振り返った。
宇津木麗華監督は、「(勝利できて)ひと安心した。初回ちょっとあわてて心配したが、よかったと思う。(選手たちは)最初は緊張していた」と指摘。
2008年北京オリンピックで日本を優勝に導いた上野については、「このオリンピックは上野にエースとしてしめていってほしいと思う。試合をやっていなかったぶん(上野は)考え過ぎた感じがしたが、よかったと思う」と、「日本選手団にとっていいスタートができてよかった」と話した。
日本は22日、メキシコと対戦する。
「無観客はいつもと違った」
一方、オーストラリアの主将ステイシー・ポーターは、オリンピックの開幕試合でプレーできたのは「かなり特別だった」とコメント。無観客に慣れるには、少し時間がかかりそうだと述べた。
「無観客はいつもと違った。スタンドにサポーターがいるのを見慣れている。ただ、サポーターは自宅で観戦してくれているとわかっていた」
投手のパーナビーは、観客がいなくても「素晴らしい雰囲気があった」と話した。
予選リーグ第2試合では、優勝候補のアメリカがイタリアを2-0で破った。










