7歳少女を射殺 ミャンマー警察、家宅捜索中に

画像提供, Khin Myo Chit's family
クーデターで実権を握った国軍が抗議する市民らに銃口を向けているミャンマーで、7歳の少女が警察の銃弾を受けて死亡した。抗議行動への弾圧における、最年少の死者とみられる。住民らが23日、証言した。
亡くなった少女はキンミオチットちゃん。救急隊が手当てをしたものの、命は救えなかったという。
家族によると、キンミオチットちゃんはマンダレー市内の自宅で、家宅捜索する警察に撃たれて死亡した。父親に向かって走ったところを撃たれたという。
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キンミオチットちゃんの姉(25)の話では、警察は23日午後、自宅がある一帯の家々をすべて捜索し始めた。武器を探し、住民を拘束していたという。
「警察がドアを蹴り破った」、「ドアが開き、警察が父に、家の中にほかに誰かいるのか聞いた」。
誰もいないと父親が答えると、警察はうそだと責め、家の中の捜索を始めたという。
キンミオチットちゃんが父親のひざの上に乗ろうと、父親に向かって駆け出したのはその時で、「警察は妹を撃った」のだと姉はBBCに話した。

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父親のウマウンコハシンバイさんは、キンミオチットちゃんの最期の言葉が、「お父さん、無理、痛すぎる」だったと、地域メディアのミャンマー・ムスリム・メディアの取材に話した。
父親によると、キンミオチットちゃんは撃たれた30分後、病院に向かう車の中で死亡した。19歳の息子も警察に殴打され拘束されたという。
国軍はコメントせず
国軍は一連の報道について、コメントしていない。

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国際人権団体セーブ・ザ・チルドレンは、少女の死に「衝撃を受けている」とする声明を出した。また、前日には14歳の少年がマンダレーで射殺されたと報じられたことも合わせ、こう述べた。
「これらの子どもたちの死は、安全地帯であるはずの自宅で殺されたとされることからも、非常に懸念されるものだ。ほぼ毎日、数多くの子どもたちが殺害されている事実からは、治安部隊が人命をまったく尊重していないことがわかる」
「子ども20人以上が死亡」
ミャンマーでは先月1日にクーデターが発生して以降、市民らの抗議デモが続いている。
セーブ・ザ・チルドレンは、これまでに死亡した抗議者には、20人以上の子どもが含まれているとしている。
抗議デモにおけるこれまでの死者を、国軍は164人だとしている。一方、ミャンマーの人権団体・政治犯支援協会(AAPP)は、少なくとも261人に上っているとしている。
600人を解放
国軍は23日、抗議デモ参加者に死者が出ているのは悲しいことだと表明。ただ、デモ参加者らについて、国内を無秩序状態に陥れていると非難した。
国軍の広報官は、デモ参加者らが暴力と放火の原因になっていると述べた。
24日には、ヤンゴン(ラングーン)のインセイン刑務所で拘束されていた約600人を解放した。多くは大学生だった。
その中には、AP通信のテイン・ゾー記者も含まれていた。同記者や他のジャーナリストらは先月、抗議デモを取材していて拘束された。
AAPPは、これまでに拘束された人は少なくとも2000人に上るとしている。
国軍に抗議する人々は、商店を閉め、家から外出しない「サイレント・ストライキ」を計画している。ヤンゴンなどでは、夜通しろうそくの火をともす集会も計画されている。










