ミャンマー、デモ参加者ら38人が死亡 ヤンゴンの一部に戒厳令

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クーデターで権力を握った国軍への抗議デモが続くミャンマーで14日、デモ参加者ら38人以上が死亡した。先月1日に抗議行動が始まって以降で、最も死者が多い日となった。軍は最大都市ヤンゴンの一部に戒厳令を出した。
ヤンゴンの一部地域ではこの日、治安部隊が発砲。軍トラックが通りを行き交った。デモ参加者らは棒やナイフを手に抗議し、砂袋やタイヤ、鉄条網でバリケードを築いた。
同市ではこの日だけで、少なくとも21人が死亡したとされる。北部の都市パカンや、ヤンゴンの北のバゴなどでも、治安部隊の発砲によって死傷者が出たと報じられている。
ミャンマーの人権団体、政治犯支援協会(AAPP)は、同日の国内の死者は38人以上だとしている。抗議デモ開始以降では120人以上が死亡したという。

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医療関係者らは、ヤンゴンのラインタヤ地区における死者数はさらに増えそうだと述べた。銃撃によるけが人は数十人に上っているという。
ある医療関係者は「治療中、目の前で3人が死んだ。別の2人を病院に搬送するところだ。いま言えるのはそれだけだ」とAFP通信に話した。
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中国系工場など襲撃
ヤンゴン市のラインタヤ地区と、隣接するシェエピタ地区では、中国系の商業施設が襲撃されたのを受け、国軍が戒厳令を出した。背景には、デモ参加者らが中国について、国軍を支援しているとみていることがある。
中国政府は、鉄の棒やおの、ガソリンなどで武装した人々が、中国人が経営する商業施設10カ所に火をつけたとし、保護を求めた。多くは衣料品工場や倉庫で、中国系のホテル1カ所も襲われたという。

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現地の中国大使館はフェイスブックに、「工場は略奪、破壊され、多くの中国人スタッフがけがを負い閉じ込められている」と投稿。ミャンマー政府に対し、暴力行使を鎮め、法を犯した人を処罰するとともに、中国の企業や国民の安全と財産を守るよう求めた。
国軍系のミャワディメディアは、デモ参加者らが通りを封鎖しているため、消防隊が火災現場に到達できていないと伝えた。
「容赦しない」
当局者の1人は、警察が重火器の使用を検討しているとソーシャルメディアTikTokに投稿した。
また、「ラインタヤに関しては容赦しない。向こうにはあらゆるタイプの人がいるので、真剣に反撃してくるだろう」としたが、この投稿は後に削除された。
国営テレビは、バゴ地区で警官1人が死亡し、3人が負傷したと報じた。デモ参加者らによる投石が原因だとしている。

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国民に結束を呼びかけ
国軍によるクーデターでは、政権与党だった国民民主連盟(NLD)の指導者アウンサンスーチー氏など、同党幹部らを拘束。NLDが大勝した昨秋の総選挙で大規模な不正があったことを、政権転覆の理由にしている。
拘束を逃れたNLD国会議員らの一部は、クーデターは不当として身を隠すとともに、新組織の連邦議会代表委員会(CRPH)を設立。リーダーに選出されたマンウィンカインタン氏は、フェイスブックの投稿で現在の動きを「革命」と呼び、軍の弾圧から身を守るようデモ参加者らに呼びかけた。
「今この国は最悪の時期にあるが、夜明けは近い」、「民衆蜂起は勝利しなくてはならない」。

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マンウィンカインタン氏はまた、「これまでの違いは脇に置き、独裁を永久に終わらせるため、一致団結しなくてはならない」と訴えた。
国軍はCRPHを違法組織とし、協力者は反逆罪に問われると警告している。











