エチオピアでBBC記者が軍に拘束 紛争続くティグレ州

紛争が続くエチオピア北部ティグレ州で、BBC記者が軍当局に拘束された。
目撃者によると、BBCティグリニャ語のガーメイ・ゲブル記者は州都メケレのカフェにいたところ、他の4人とともに連行された。軍服を着た兵士らによって拘束されたという。
同市内にある軍事施設に連れ去られたとの見方が出ている。
BBCは3月1日夜の時点で、ガーメイ氏が拘束された理由について確認できていない。BBCの広報担当者は「エチオピア当局に懸念を伝えており、返答を待っている」と述べた。
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他のメディア関係者らも
現地ではここ数日で、地元ジャーナリストのタミラト・イェメイン氏や、英紙フィナンシャル・タイムズの通訳アルラ・アカル氏、仏AFP通信の通訳フィツム・バーヘイン氏も拘束されている。
エチオピア政府は昨年11月から、ティグレ州の反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)と戦闘を続けている。軍事衝突が始まって以降、政府はメディアに現地取材を認めてこなかったが、先週になっていくつかの国際メディアに現地入りを認めた。
フィナンシャル・タイムズとAFPはともに、紛争取材の許可を得ていた。
与党関係者が警告
政府はTPLFとの紛争で勝利を宣言しているが、衝突はなお続いている。
これまでに数百人が死亡し、数万人が住まいを失っている。
各当事者による残虐行為に関する報道が増えていることや、人道危機の状況が悪化していることに対し、国際社会から懸念が示されていると、現地記者は伝えている。
エチオピア与党関係者は最近、「国際メディアをミスリードした」者には対応措置を取ると警告していた。









