移民船沈没で140人溺死か、セネガル沖=国連

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国連の国際移住機関(IOM)は29日、西アフリカのセネガル沖で移民約200人を乗せた船が沈没し、少なくとも140人が溺死したと明らかにした。
移民を乗せた船は24日にセネガル西部ムブールを出港。間もなく火災が発生し、転覆したという。
複数報道によるとこれまでに約60人が救助された。
移民はスペイン領カナリア諸島経由で欧州大陸へ渡ろうとしていたとみられる。
2018年以降、このルートで西アフリカから欧州を目指す移民が増加している。
国連は今年起きた中で最悪の海難事故だとした。
「必死になっている若者たちを利用した、人身売買や密輸ネットワークを解体するため、我々は各国政府やパートナー、国際社会の間で団結するよう求める」と、IOM駐セネガル代表のバカリー・ドゥンビア氏は述べた。
スペイン政府はカナリア諸島には今年、すでに1万1000人以上が上陸しているとしている。前年同時期は2557人だった。
国連によると、かつてのカナリア諸島への移民流入のピークは2006年で3万5000人だった。
IOMは今年に入って同ルートを渡ろうとして死亡した人の数は、少なくとも414人だとしている。2019年には同ルートで210人が死亡した。










