ジョギングの黒人男性射殺、3人を殺人罪で起訴 米ジョージア

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米ジョージア州で今年2月、黒人男性アマード・アーバリーさんがジョギング中に射殺された事件で、同州グリン郡の大陪審は24日、白人の男3人を殺人罪などで起訴した。
悪意のある重罪謀殺の罪などで起訴されたのは、トラヴィス・マクマイケル被告と父親のグレゴリー・マクマイケル被告、ウィリアム・ブライアン被告の3人。
ジョイエット・ホームズ検事は、「アマードさんとアマードさんの家族、コミュニティーにとってまた一歩、正義を追求で前進した。大きな一歩だ」と述べた。
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アーバリーさんの母ワンダ・クーパー=ジョーンズさんは米BBC番組ナイトリー・ニュースで、「現時点では正しい方向に向かっていると信じている」と述べた。
「今回の起訴は私たちに戦う力を与えてくれる。これは戦いの第一歩にすぎない。我々には長い道のりが残っている」

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マクマイケル親子の弁護団は判決を急がないよう警告していると、AP通信は報じている。
一方で、携帯電話で事件を撮影していたブライアン被告の弁護人は、同被告は単なる目撃者に過ぎないと主張している。
アメリカ各地では、別の黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件をめぐり、人種差別に対する大規模な抗議デモが続いている。
アーバリーさんに何があったのか
アーバリーさん(当時25)と被告の争いが始まる直前、拳銃と散弾銃を所持したマクマイケル親子はピックアップトラックに乗って、ジョージア州サティーラ・ショアーズでアーバリーさんを追いかけた。
グレゴリー被告は警察に対し、地元で発生した一連の強盗事件の容疑者にアーバリーさんが似ていると思ったと述べた。
5月5日、ブライアン被告が当時撮影した36秒の動画がオンライン上に流出。アメリカ全土で激しい怒りの声が上がり、3人が殺人容疑で逮捕されることとなった。ブライアン被告はアーバリー氏の後ろを車で走行しながら動画を撮影していた。
動画では、並木道をジョギングするアーバリー氏を、車に乗ったマクマイケル親子が待ち伏せしているように見える。
その後、トラヴィス被告とアーバリーさんが取っ組み合いを始め、アーバリーさんは地面に倒れた。
3人はアーバリーさんが殺害されてから2カ月以上もの間、訴追されずにいた。州警察は動画が拡散されたことを受け、捜査を開始した。











