【米中間選挙】アリゾナ州の連邦上院選で民主党候補が勝利

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6日に投開票が行われた米中間選挙で結果が出ていなかったアリゾナ州の連邦上院議員選で、民主党のキルステン・シネマ候補(42)が共和党のマーサ・マクサリー候補(52)を下した。
これにより、民主党は1994年以降で初めて同州の連邦上院議員の座を奪還。連邦上院における議席差を4議席に縮めた(13日時点で共和党は51議席、民主党は47議席)。
上院議員選は、ミシシッピ州とフロリダ州でまだ決着がついていない。ミシシッピ州では今月末に決選投票が行われる予定。
フロリダ州では、非公式の得票率差が0.5%以下だった。同州では票の数え直しが指示されている。
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アリゾナ州で何が起きた?
ほぼ全ての票が開票された時点で、シネマ氏はマクサリー氏を1.7ポイントリードした。シネマ氏はアリゾナ州初の女性連邦上院議員となる。
シネマ氏は州都フィーニックスで歓声を上げる支持者に対して演説し、米国民を引き裂いている政治的な憎悪を一刻も早くいやさなくてはならないと訴えた。
また、アリゾナ州から選出され上院議員を務めていた故ジョン・マケイン氏を追悼し、マケイン氏が党の利益より国益を優先する輝かしい先例を見せてくれたと語った。
一方、元戦闘機パイロットのマクサリー氏は敗北を認めた。
マクサリー氏はツイッターに、「たった今キルステン・シネマ候補に電話をかけて、激戦の末にアリゾナ初の女性上院議員になったことを祝福した」というビデオメッセージを投稿。
「キルステン・シネマ候補おめでとう。彼女の成功を祈ります。この旅路を支援してくれた人々に感謝しています。私はアリゾナの魂に勇気付けられているし、アリゾナ州には明るい未来が待っています」と述べた。
決着がついていない州の行方は?
民主党のビル・ネルソン候補と共和党のリック・スコット候補が戦うフロリダ州の連邦上院選では、票の数え直しが行われている。
同州のケン・デツナー州務長官は、全67郡で機械による票の数え直しを行い、15日午後3時(日本時間16日午前4時)までに終わらせるよう指示した。
またジョージア州の知事選では、民主党のステイシー・エイブラムス候補が敗北を認めず、決着が付いていない。
共和党のブライアン・ケンプ候補は7日に僅差での勝利を宣言したものの、エイブラムス氏の選挙事務所は、全ての票が数えられたかを法廷で争う方向で動いている。

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エイブラムス氏の支持者は、投票機器が接続ケーブルなしで供給された問題や、4時間におよぶ長蛇の列などが、不公平にケンプ氏を助けたと主張している。
地元紙アトランタ・ジャーナル・コンスティテューションが11日に伝えたところによると、最新の計算ではケンプ氏のリードはわずか6万票以下に縮まっているという。
しかしエイブラムス氏が来月、決選投票を行うにはさらに2万2000票が必要となる。現時点で未開票がどれほどあるのかは不透明だ。










