【写真で見る】同性愛を理由に勘当された6人 ブラジル写真家が聞く

ブラジル人写真家ナヤラ・レイテ氏は、ブラジル人同性愛者の6人の人生を取材している。6人はいずれも、自分が同性愛者だと告白した後、家族に勘当された経験を持つ。

レイテ氏は6人に子ども時代の幸せな写真を送ってもらい、6人が経験した拒絶を表現するものとして、その写真を燃やした。

取材対象の1人は、家族に全てを破棄されたため、写真を送ってくることもできなかった。

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Clara

画像提供, Nayara Leite

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クララさん

母は私に対してとても批判的だった。感情面ですさまじい虐待を受けた。お前は一生家族を持てないと言われた。

父は、社会の偏見に苦しむことになると分かっているのかと聞いてきた。

分かっていると、答えた。そしてすでに自分の家の中で、最も愛する人たちに傷つけられているんだとも言った。

まるで自分が死んでしまったみたいだった。両親が子どもに投影する夢の一切が、そこで断ち切られたかのように。

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Ingryd

画像提供, Nayara Leite

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イングリッドさん

もし選べることだったなら、これまで経験してきた何もかも、経験したくなかった。

初めて祖父に家から追い出された時、祖父は私を売春婦のように扱った。

ガールフレンドを家に呼んだことを怒鳴り、私を平手打ちした。

私は警察を呼ぶと脅して、自分のものをつかんで、家を出た。

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Leonard

画像提供, Nayara Leite

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レオナルドさん

私がゲイだと知ったとき、母は大泣きして失神した。

病院へ連れて行くと、意識を取り戻した母は私に家を出るように言った。

母は、私の性的指向を受け入れられないので、一緒にはもう住みたくないと言った。

とても辛かった。母はたった1人の家族なのに、私にそんなことをするなんて想像もしていなかった。

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Thanya

画像提供, Nayara Leite

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タイナさん

父は私がレズビアンだということが受け入れられず、口を聞いてくれなくなった。それから私を家から追い出した。何も持たせてくれなかった。私は18歳になったばかりだった。

その時の気持ちを説明するのは本当に難しい。ただひたすら、つらい。それしか分からない。

どうして家族がそんなことをするのか、理由がないから心が痛む。

自分が長いこと地獄にいたのだと気付いた。

同性愛は選択だと、何かに影響されてなるものだと、そんな風に思われていると思うと、頭がおかしくなりそうだ。

暗い時代を生き延びるのに私たちがどれほど必死だったか、ほとんどど知らないのに。

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Valmir

画像提供, Nayara Leite

バルミールさん

私がゲイだという事実に、両親は本当に動揺した。

私は両親が望んだような子どもではなかった。私は2人の期待を裏切った。

私がボーイフレンドとキスしているのを目にした日、父親は私をものすごく殴った。服がぼろぼろに破れるほど。

どうしてか分からないが、私は裸にされていた。

父は私の腕をつかんで、「きょうは道端で寝るんだ」と告げた。

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Outline of where Ruth's photograph would have been

画像提供, Nayara Leite

ルースさん

父は私を殺そうとした。

私を引っ張って、電話のコードで吊るそうとした。

それを見た母が父の頭にガラスのびんを投げつけた。もし母が間に入っていなかったら、私は殺されていた。

父は私の持ち物を全て燃やした。自分がそのとき着ていた服しか残らなかった。

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写真は全てナヤラ・レイテ氏によるもの。ウェブサイトでは他の写真も閲覧できる