【ミラノ・コルティナ・パラ】 スノボ小栗大地が銀メダル獲得 バンクドスラローム

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ミラノ・コルティナ・パラリンピックは13日、スノーボードのバンクドスラロームがあり、男子下肢障害LL1のクラスで小栗大地が銀メダルを獲得した。日本勢のメダルは今大会3個目。冬季パラリンピックでは通算100個目となった。
スノーボードのバンクドスラロームは、傾斜のあるカーブが設けられたコースを2回滑り、よいほうのタイムで競う。
この種目は当初、14日に予定されていたが、天候の影響により1日前倒しで実施された。
下肢に重い障害のあるLL1の男子のクラスには18人が出場した。
1回目、小栗はカーブが続くコースを絶妙にバランスを取りながら滑走し、1分00秒09の好タイムをマーク。全体2位につけた。
トップはノア・エリオット(アメリカ)で、ただ一人1分を切る58秒96のタイムを出した。
2回目、最後から3番目のマイク・シュルツ(アメリカ)が1分00秒05でゴール。小栗を抜き、この時点で2位に順位を上げた。
続けてスタートした小栗は、スピードに乗ったシャープな滑りで、1回目より早い59秒02でフィニッシュ。首位のエリオットにはわずかに届かなかったものの、シュルツを抜き返し、2位を決めた。
最終滑走のエリオットは、終始滑らかな滑りで、自身の1回目のベストタイムを0秒02縮める58秒94でフィニッシュ。金メダルを獲得した。
銅メダルは、エリオットのチームメートのシュルツが手にした。

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日本のメディアによると、現在45歳の小栗は小学生でスノーボードを始め、20代のころはプロとして世界で活動した。2013年に勤務先の事故で右脚を失った。
パラリンピックには、2018年平昌大会で初出場し、バンクドスラロームで6位に入った。2022年北京大会は、同種目で7位だった。
小栗はこの日、NHKで放送された表彰式後のインタビューで、メダルを獲得した思いを聞かれ、「いやー、長かったですね。メダルは重いです。最高です」、「3回目のパラリンピックにしてようやくメダルをとることができました。ここまで長かったです」と笑顔で話した。
何がメダルにつながったのかとの問いには、「真剣にスノーボードに向き合ってここまでやってきて、それが本当によかったのかなと思います」と答えた。
この日、バンクドスラロームの同じクラスに出場した日本の小須田潤太は、1分00秒48(2回目)で5位だった。










