【ミラノ・コルティナ・パラ】 村岡桃佳が大回転で銀、今大会2個目 メダル通算11個で日本人単独最多に

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ミラノ・コルティナ・パラリンピックは12日、アルペンスキー女子大回転(座位)があり、村岡桃佳が銀メダルを獲得した。9日のスーパー大回転の銀に続き、村岡のメダルは今大会2個目。パラリンピックで個人で手にしたメダルは通算11個となり、日本人で単独最多となった。
アルペンスキー大回転(座位)は、1本または2本のスキー板にシート一体型のフレームを取り付けたチェアスキーで滑る技術系の種目。2回滑り、障害に応じて補正したタイムの合計で競う。
4大会連続出場の村岡は、大回転を得意としており、2018年平昌大会と2022年北京大会で金メダルを獲得。今大会は3連覇がかかっていた。
この日は1回目、首位のアナレナ・フォルスター(ドイツ)に0秒54差の2位につけた。
2回目は逆転を狙い、転倒リスクを恐れず直線的なライン取りで果敢に攻め、1分16秒26でフィニッシュ。合計タイム2分31秒92で、この時点でトップに立った。
だが、最後のフォルスターが気迫の滑りで村岡を上回る好タイムでゴール。合計を2分30秒64とし、村岡に1秒28の差をつけて金メダルを獲得した。
銅メダルは、合計タイム2分34秒79の劉思彤(中国)が手にした。

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村岡は昨年11月の練習中に鎖骨骨折などの大けがを負った。その影響で、今大会は7日にあった最高速種目の滑降を欠場。体調が万全ではない中、9日のスーパー大回転では銀メダルを獲得した。日本選手団にとって今大会初のメダルだった。
村岡はこの日のレース後、NHKで放送されたインタビューで、「3連覇できなかったのはすごく悔しいんですけど、悔しくて悔しくて、たまらなくてどうしようもない、というよりは、やり切ったなという気持ちがあふれている。何せ時間が足りなかったなというところですね」と話した。
自分が大好きな種目で楽しめたかと質問されると、「はい、むちゃくちゃ楽しかったです」と笑顔を見せた。
日本のメディアによると、村岡は4歳で髄膜炎を発症し、足が不自由になった。パラリンピック冬季大会は2014年ソチ大会から連続出場している。
前々回の平昌大会では、金メダル1個(大回転)、銀メダル2個(滑降、回転)、銅メダル2個(スーパー大回転、スーパー複合)の計5個のメダルを獲得。前回の北京大会でも、金メダル3個(滑降、大回転、スーパー大回転)、銀メダル1個(スーパー複合)の計4個のメダルを手にしていた。
村岡は14日に今大会最後の種目となる回転に出場する。









