フーシ派、米商船を紅海で攻撃と発表 米軍もイエメンでドローン破壊と

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イエメンの反政府武装勢力フーシ派は1月31日、船舶への攻撃を繰り返している紅海で、新たにアメリカの商船を攻撃したと発表した。一方、米軍は同日、イエメンで新たな空爆を実施し、発射準備中のドローン(無人機)10機を標的にしたと発表した。
フーシ派によると、船名は「KOI」で、米企業が運航しているという。
海上警備会社アンブリーは、イエメンのアデン港の南を航行中の船舶が、船上での爆発を報告したと説明した。船名は明らかにしなかった。
ロイター通信によると、KOIはリベリア船籍のコンテナ船で、イギリスの企業オーシャニクス・サービシズの運航。同社の石油タンカー「マーリン・ルアンダ」も27日、イエメン沖でミサイルの被害を受けた。
フーシ派の説明
パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争が始まり、米英両国が通商を守るためだとしてフーシ派のミサイル拠点を攻撃するようになって以降、フーシ派はイスラエル、アメリカ、イギリスのすべての船を合法的な標的とみなしている。
フーシ派のヤフヤ・サレア広報担当は31日、同派の武装部門が米商船「KOI」を「数発の適切な海戦ミサイル」で狙ったと発表。
同船は「占領されたパレスチナの港」に向かっていたとした。この表現はイスラエルを意味することもある。
広報担当はまた、イエメンは「英米のエスカレーション」への報復を「ためらわない」とし、こう付け加えた。
「私たちの国に対する米英の侵攻が続く限り、紅海とアラビア海にいるすべての米英の船はイエメン軍にとって正当な標的だ」
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米軍もドローンなど破壊と
米中央軍は、イエメンで発射準備中だったフーシ派のドローン10機と、ドローンの地上管制施設を破壊したと発表。それらは、商船や米軍艦の脅威になっていたとした。
また、米軍艦がアデン湾でイランのドローン3機とフーシ派の対艦弾道ミサイルを撃墜したと付け加えた。
フーシ派による紅海の海運への攻撃は、国際貿易を減速させ、物資供給のボトルネックとなる懸念を高めている。









