ガーシー議員、国会出席せず除名処分 参院本会議が正式決定

画像提供, GAASYY/YOUTUBE
「暴露系ユーチューバー」から参院議員に転じた後、一度も国会に出席していないガーシー(本名・東谷義和)氏について、参院は15日の本会議で、「除名」処分を正式に決定した。同氏は議員資格を失った。国内メディアが報じた。
有名人のゴシップを扱う動画で知られるガーシー氏は、昨年7月の参院選で初当選。以来、国会への欠席を続けている。14日には参院懲罰委員会が全会一致で除名処分を決定していた。
除名処分は、議員に対する最も厳しい処分。1950年以降、衆参両院で計2回しか例がなく、欠席を続けたことを理由に除名となるのは今回が初めて。
逮捕を恐れて出席を拒否か
ガーシー氏は現在、アラブ首長国連邦で暮らしているとされる。
日本のメディアによると、帰国すると著名人らに対する脅迫や名誉棄損容疑で逮捕されることを恐れ、国会への出席を拒否してきたという。
野党の政治家女子48党の所属。同党は、NHKの改革を訴えてきたNHK党が今月になって党名変更した。所属国会議員はガーシー氏と浜田聡参院議員の2人。
この政党は宣伝目的でたびたび党名を変えていると、国内メディアは報じている。
「議長での陳謝」に応じず
参院は先月、ガーシー氏に対する懲罰処分として、欠席について「議場での陳謝」を求めた。議員らは、同氏が態度を改める最後のチャンスになるとしていた。
今月8日に参院は懲罰に応じさせるため本会議を開いたが、ガーシー氏は姿を現さなかった。
その代わり、トルコに行き、議員の給与に当たる歳費を同国で発生した地震の救援活動に寄付する予定だと、自らのユーチューブチャンネルで明らかにしていた。
政治家女子48党の浜田議員は、欠席を理由とした除名は違法だと主張した。





