ジョンソン元英首相がウクライナ訪問 支援の継続訴える

画像提供, Ukrainian Presidency
イギリスのボリス・ジョンソン元首相が22日、ウクライナの首都キーウを訪問した。訪問は事前に公表されていなかったが、ジョンソン氏はゼレンスキー氏からの招待は「光栄」だと語った。
ゼレンスキー氏はテレグラムのアカウントに、「ウクライナの真の友達であるボリス・ジョンソン氏をキーウに迎えた。ボリス、支援をありがとう!」と投稿した。
ジョンソン氏は今回、昨年3月にロシア軍に占領されていたキーウ近郊のブチャやボロジャンカを訪問。この地域ではロシア軍の撤退後、道路沿いに民間人の遺体が放置されるなど、大きな破壊の跡が発見されている。
ジョンソン氏は、「ウクライナ国民の苦しみは、もうあまりに長く続きすぎている」と発言。「この戦争を終わらせる唯一の方法は、ウクライナが勝つことだ。しかもなるべく早く」と述べ、「今こそ支援を強化し、ウクライナがこの仕事を終わらせるために必要なものを全て与える時だ」と強調した。
「プーチンが早く失敗すればするほど、ウクライナと全世界にとっては朗報だ」
リシ・スーナク英首相の報道官は、スーナク氏は「イギリスがウクライナを支えており、今後も支援を継続すると示してくれるすべての同僚を、常に支持している」と述べ、ジョンソン氏のウクライナ訪問を容認する姿勢を見せた。
イギリスは先週初め、ウクライナに陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」を供与すると決めた。ジョンソン氏の広報担当者は、同氏がこれを支持していると話している。
ジョンソン氏は首相時代から何度かウクライナを訪問している。数日前には世界経済フォーラム(ダヴォス会議)でウクライナをめぐるパネル・ディスカッションに参加。これにはゼレンスキー大統領もビデオリンクで参加していた。
個人財産めぐる問題が浮上
ジョンソン氏については現在、イギリス国内で個人資産をめぐる問題が持ち上がっている。
英紙サンデー・タイムズは21日、首相時代にローンの保証を得るのをBBCのリチャード・シャープ理事長が手伝ったと報道。同紙によると、シャープ氏はローンの保証を手配してから間もなくジョンソン政権によってBBC理事長に任命されている。
この件については、最大野党・労働党が議会での調査を求めている。
今回のキーウ訪問では、この件についての言及はなかった。










