【米中間選挙】 民主党、アリゾナ州で上院の議席獲得 上院選は49対49の大接戦

画像提供, Getty Images
開票が続くアメリカの中間選挙で11日、与党・民主党の現職がアリゾナ州で連邦上院の議席を維持する見通しとなった。定数100議席の上院で、これまでに民主党が49議席、野党・共和党が49議席と伯仲している。
BBCがアメリカで提携するCBSニュースは、元宇宙飛行士で民主党現職のマーク・ケリー議員(58)が、再選を果たしたと見通しを出した。ケリー議員は2020年、共和党ベテランのジョン・マケイン議員の死去に伴う特別補選で初当選した。


中間選挙で改選対象となった連邦上院の議席は35議席。非改選の議席と合わせて、与野党がこれまでのところ49議席ずつと拮抗している。
結果が明らかになっていないのは、ネヴァダ州とジョージア州の2州。ネヴァダ州では大接戦となっているほか、ジョージア州では12月6日に決選投票が行われる。上院では副大統領(現在は民主党のカマラ・ハリス副大統領)が議長として1票を持つことも計算に入れ、どちらの党が上院の過半数を握るのか、見通しの立たないぎりぎりの接戦となっている。
下院では共和党がやや優勢となっているが、民主党が追い上げている。


乱射被害者の夫
ケリー議員の妻、ギャビー・ギフォーズ氏はアリゾナ州選出の現職連邦下院議員だった2011年1月、同州トゥーソンで暗殺未遂の被害に遭い、一時は危篤となった。夫妻はその後、銃規制強化のための活動を開始した。
当選が確定したケリー議員は、「この選挙戦で私たちは初日から、民主党支持者だろうが無党派だろうが共和党支持者だろうが、私たちが直面する重大な課題に取り組むため協力しなくてはと考える、多くのアリゾナ州民を代弁するために戦ってきた」と述べ、「就任から最初の2年間、まさに私はそうしてきたし、在任中はひたすらそれを続けるつもりだ」と声明で述べた。
落選した共和党の新顔ブレイク・マスターズ氏(36)はベンチャー投資家で、政治経験はゼロだったが、ドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けていた。2020年大統領選の結果を否定し続け、不正選挙だったと主張し続けていた。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、今回の選挙についてもマスターズ陣営は「気がかりな」問題が複数あったと主張し、今後の法廷闘争のために寄付を募っている。











