イスラエルのショッピングセンターで刃物襲撃事件、4人死亡

画像提供, Reuters
イスラエル南部ベエルシェバのショッピングセンターで22日、刃物を持った男性が通行人などを襲い、4人が死亡、数人がけがをした。
警察によると、被害者のうち3人は刃物で刺され、1人は男性の運転する車にはねられて死亡した。男性は現場でバス運転手に射殺された。
イスラエルの治安当局「シンベト」は、男性をアラブ系イスラエル人の高校教師、ムハンマド・アフマド・アブ・アルキアン容疑者と特定。
アルキアン容疑者は、2015年にイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に参加するためにシリアに向かおうとし、逮捕された。その後、有罪となり、2019年まで服役していたという。
映像に犯行の模様
警察によると、アルキアン容疑者はガソリンスタンドで女性を刺した後、ショッピングセンターへ車で移動し、自転車に乗っていた人をはねた。その後、向かい側の別のショッピングセンターへ移動し、撃たれるまでの間にさらに人を刺した。
現場の映像からは、大きなナイフのようなものを持った同容疑者が屋外にいるのが確認できる。別の映像では、容疑者が銃を持った男性にナイフを振りかざし、撃たれた様子が映っていた。
けが人には重症者もいるという。
テロ攻撃と断定
この事件は、イスラエルでここ数年で起きた襲撃事件で最も死者が多い。また、ここ数週間はパレスチナ人によるイスラエル人刺傷事件が相次いでおり、19日以降で3件目となる。
ナフタリ・ベネット首相は、今回の事件を「凶悪なテロ攻撃」だと説明。一方、アルキアン容疑者を銃で撃ったのは「これ以上の死者を防ぐための臨機応変で勇敢な行動だった」と語った。
「我々はテロリストに対し強力な措置を取っていく。テロリストを支援する人々も追及し、逮捕する」





