北朝鮮の金与正氏、韓国との終戦に可能性示す

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹で有力者の金与正(キム・ヨジョン)氏が24日、韓国が「敵視政策」を終わらせるなら南北協議を再開するとの考えを表明した。
与正氏は、韓国側が朝鮮戦争の終結を正式に宣言すべきだと改めて提案したのに応えた。
朝鮮戦争は1953年に休戦となったが、平和条約は締結されていない。
そのため両国は形式上は戦争状態にあり、時として緊張が高まってきた。
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韓国大統領が呼びかけ
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今週、北朝鮮と、韓国を支援するアメリカ、北朝鮮の最大の経済パートナーである中国に対し、紛争を終わらせて朝鮮半島に平和をもたらすよう呼びかけた。
北朝鮮は当初、「時期尚早」としてこれを退けた。
しかし24日になって、北朝鮮の国営メディアが突然、談話を発表。その中で与正氏は、文氏の呼びかけについて「立派だ」とした。
ただ、韓国が北朝鮮に対する「敵視政策」をやめることが、協議に応じる条件だとした。
また、「無くなるべきは、裏表のある態度、不合理な偏見、間違った習慣、私たちの自衛権の行使を批判する際に自らの行為を正当化する敵対的な姿勢だ」と主張。
「そうした条件が満たされて初めて、顔を合わせての協議と、重大な戦争終結の宣言が可能になるだろう」とした。
BBCのローラ・ビッカー・ソウル特派員は、与正氏の談話について、仮定や条件に満ちていると説明。
談話は、「私たちが立派だと判断するような振る舞いを(韓国が)見せた場合だけ、協議に応じる」と言っているのと同じだが、その時期はいつになるかわからないと解説した。









