英で野外フェス参加者1000人が後に陽性 参加条件はワクチン接種か陰性証明

画像提供, PA Media
イギリスで7月に開催された野外フェスに参加した人のうち、1000人以上が後に新型コロナウイルス陽性となったことが、政府統計で明らかになった。
政府のCOVID-19対策の実験イベントの一つとして開催された「ラティチュード・フェスティバル」には、7月21~24日の開催期間中、1日当たり約3万7000人が訪れた。
参加者は全員、ワクチン接種を完了しているか、検査での陰性証明が必要だった。しかし、政府の最新発表によると、フェス参加者のうち432人がフェスの時点でおそらく、他人にウイルスをうつし得る状態だったとみられている。
開催地サフォークの公衆衛生局のスチュアート・キーブル局長は、新型ウイルスは「まだ国内で流行している」と話した。
サフォークの8月20日までの7日間における感染率は、人口10万人当たり241人だった。
ヘナム・パークで行われたこの音楽と芸術の祭典は、イングランドでロックダウン施策が緩和されてから初の大型イベントだった。
バスティーユやボンベイ・バイシクル・クラブ、ウォルフ・アリス、ケミカル・ブラザーズといったアーティストが出演した。

画像提供, Reuters
サフォークの自治体によると、ラティチュードの数日後に検査で陽性となった1050人のうち、175人がサフォーク在住だった。
政府の報告では、同イベントの開催時期に619人が新型ウイルスに感染した。
キーブル氏は、「サフォークがロックダウンを解除し、大勢が混雑するイベントや娯楽施設へ行くようになった中、他人を気づかってマスクを着用したり、適切に距離を取る施策を続けることが大切だ」と話した。
また、大半の人がワクチン接種を完了している状態でも、「感染後のその人が非常に具合が悪くならないという保証はない」と述べた。
オリヴァー・ダウデン文化相は、政府の実験イベントの結果、「大規模なスポーツや文化イベントを安全に再開できることが分かった」と述べた。
「しかし、混雑した場所に入る際には、引き続き慎重になってもらうことが重要だ」









