【東京五輪】 選手3人含む24人が新たに感染、東京で感染拡大 新型ウイルス

新国立競技場

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東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は29日、来日選手3人を含め計24人が新たに新型コロナウイルス陽性と判明したと発表した。組織委員会が発表を始めた今月1日以降、最多となった。

組織委の発表によると、29日までの大会関係者の感染は、選手やスタッフ、委託業者の計198人。海外から来日し、選手村以外の場所で滞在している選手や関係者計5人も含まれる。

新たに陽性が判明した24人のうち、17人は日本在住、7人は海外から来日した。

東京都は29日、新たに確認された感染者は3865人(うち65歳以上の高齢者は105人)だと発表した。新規陽性者数の直近7日間移動平均は2224.1人(対前週比161.9%)。さらに、3人の死亡が確認されたという。東京都が前日発表した新規感染者は3177人だった。

28日の全国の新規感染者は9500人を超え、最多を更新した。

棒高跳び世界王者も陽性

Sam Kendricks

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画像説明, 男子棒高跳びでメダルが期待されていたアメリカのケンドリックス

こうした中、男子棒高跳び世界王者のサム・ケンドリックス(28、アメリカ)が陽性となり、欠場が決まった。

ケンドリックスは2019年の第17回世界陸上ドーハ大会で優勝。リオ五輪では銅メダルを得て、今回もメダルが有力視されていた。

米オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は、「現地の規則や手順に従い、隔離用ホテルに移動した」と発表。「アメリカ代表の見事な素晴らしい一員で、彼の不在は残念だ」と述べた。

ケンドリックスのコーチでもある父スコットさんはインスタグラムで、ケンドリックスに症状は出ていないと書いた。

オーストラリア陸上チームは、ケンドリックスとの濃厚接触を理由に、選手たちが「念のため」自室で自主隔離し、検査を受けていると発表した。

アルゼンチンの棒高跳び代表、ヘルマン・チアラヴィリオも陽性となり、欠場が決まった。

陸上競技は30日に始まる。