イングランド、ユーロ2020で決勝進出 デンマークに逆転勝利

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サッカーの2020年欧州選手権(ユーロ2020)は7日、英ロンドンで準決勝があり、イングランドがデンマークを2-1で下し、決勝に進出した。イングランド男子が主要大会で決勝まで進むのは55年ぶり。6万6000人が入ったウェンブリー・スタジアムは歓喜に包まれた。
先制したのはデンマークだった。前半30分、ミッケル・ダムスゴーが驚異的なフリーキックをゴールに突き刺した。イングランドにとっては今大会の初失点だった。
しかし、イングランドはすぐに追いつく。前半39分、ブカヨ・サカが出した絶妙なクロスを、デンマーク主将のシモン・ケアーがクリアしようとし、オウンゴールとなった。
後半に入ると、デンマークのゴールキーパー、カスパー・シュマイケルの見事なセーブが光った。イングランドのハリー・マグワイアやハリー・ケインがゴールを脅かすが、いずれのシュートにも素晴らしい反応を見せ、得点を許さなかった。
試合は同点のまま延長に。両チームともなかなかゴールを奪えず、ペナルティーキック(PK)戦での決着も予想させた。
だが103分(延長前半13分)、イギリス中が待ちわびた好機が訪れる。イングランドのラヒーム・スターリングが、デンマークのヨアキム・メーレにペナルティーエリア内で倒され、イングランドにPKが与えられたのだ。

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ウェンブリー・スタジアムの巨大スクリーンには、PKのキッカーとなったイングランド主将のケインの姿が映し出された。
デンマークはPKを与えた審判の判定に抗議。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が映像をチェックしたが、判定は覆らなかった。
常に極めて冷静なことで知られるケインがPKを蹴り込んだ。しかし、イングランド・サッカーチームの長年の曲折した歴史を反映するかのように、あっさりとは決まらなかった。相手キーパーのシュマイケルがはじき返したのだ。
こぼれたボールはケインの足元へと転がった。ケインはそれを今度こそゴールに押し込み、イングランドが勝ち越し点を獲得した。ケインにとっては、イングランド代表として主要大会で挙げた10点目のゴールとなった。ギャリー・リネカーさんと並ぶ最多得点記録だ。
イングランドはこのリードを守り切り、勝利を決めた。その瞬間、スタジアム内は喜びを爆発させるファンたちの大歓声が響き渡った。1966年のワールドカップで西ドイツ(当時)を破って優勝した時以来の主要大会制覇に、イングランドはあと1歩まで近づいた。
決勝は11日、ウェンブリー・スタジアムで午後8時にキックオフとなる。相手はイタリア。
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「旅はまだ続く」
イングランドのギャレス・サウスゲイト監督は試合後、BBCのラジオ5ライヴで、「選手たちを本当に誇りに思う。素晴らしい出来事の一部となれてうれしい。簡単ではないことは分かっていた」と喜び、次のように続けた。
「準決勝突破まで、本当に長い時間がかかった。国際試合の経験がわずかな選手もいることを考えると、みんなで驚異的なことをやってのけた」
「最もうれしいのは、ファンと国民に素晴らしい夜を提供できたことだ。この旅はまだ4日間続く」
「決勝まで進んだことを喜ぶべきだが、征服すべき巨大な障壁がもう1つ残っている」
決勝で対戦するイタリアについては、「素晴らしいチームだ」と述べた。
タフな試合を予想
一方、準決勝でPKのきっかけをつくったイングランドのスターリングは、「最高のパフォーマンスだった」と、この夜の試合を振り返った。
「我慢の時間が続いたが、このチームの技術と攻撃性があれば大丈夫だとわかっていた。いい方向にまた1歩前進した」
決勝点を挙げた主将のケインは、「選手たちの反応がとてもよかった」とし、「地元で決勝を迎える。素晴らしい気分だ」と話した。
「イタリア戦はかなりタフな試合になるだろう。ここまで素晴らしい大会だった。ホームでもう1試合だ」










